トラブル

2013年11月29日 (金)

ブログからフェイスブックへ移行しております

皆様、ココログではご無沙汰しております。

決してタコっていたわけではなく、ボチボチですが本年5月より新店舗で作業しております。

懇意にして頂いているお客様からは、最近ブログの更新が無いのでどうしたのかと来店されて、某巨大掲示板では”NRSハシモトはどうしている?”等と書き込みがあるという事を伺ったり。

ちなみに自分は、某巨大掲示板は公認コーチの勉強中、アマチュアリズムに関する事で真面目な質問をするのに利用したりとかしていましたが(識者の方から良い回答を頂きました)、基本的に某巨大掲示板の文章は読んでいると病んでくるのでもう何年も見ておりません。

話がそれてしまいました。

NRSのブログは作業記録として画像が多く、それらを大量にアップしたりしますので、ブログの場合そのアップロード作業が手間だったりとあり、最近は動画でしか伝えられないものが有ったりとして、そこらあたりが非常に手間のかからないフェイスブックで最近、作業記録や画像・動画をアップしております。

フェイスブックは実名制ですので色々とアレな事もありますが、足跡が残るわけでもなく、閲覧される分にはブログよりハードルは低いかと思います。

また、ココログのNRSのブログ自体が某一日数万人以上が閲覧するKin〇の自転車ブログの中の方から”見ようとしても重たくて時間がかかるので見る気にならない”と教えて頂き、そこら辺りも問題ないと思われしフェイスブックと言う感じになっております。

フェイスブックの方には、非常に興味深いアレやアレの事など動画や画像も高解像度でアップしております。

みなさん友達申請などしなくても結構ですので、お気軽にお立ち寄りください。

2011年2月19日 (土)

T尾様、練習用にクロノF20で二年使ったらリムにクラックが

T尾さん。ヒルクライムレース専門のホビーレーサー。ホビーレーサーと言ってもBR-3なら十分通用するレベル。SUPERZIPPユーザーで飯南ヒルクライムで二勝されている。タイムはオールオーバーでもトップファイブに入る。

T尾さんは、交通量の多い43号線を危険なクリンチャーで走っていて、フロントタイヤをパンクさせ落車ということを経験され、トレーニングでもチューブラーを使いたいと。

フロントはボントレガーレースライトXXXをお持ちなのでそれをそのまま使い、リアをアルテハブでリムはアンブロッシオクロノF20で組んで欲しいと言ってこられたのは二年前。

で、NRSの組んだ強化メニューを元に、六甲山をひたすら登る練習を繰り返されていた。二三ヶ月前にリアのノンギヤサイドのスポークが折れた。スポークはDTチャンピオン1.8。体重75kg弱のT尾さんのパワーには、心持たなかったようだ。DTスポークはさんざ組んできて一本も折れたことがなかったのだが、昨年始めてのスポーク折れが発生。チャンピオンの1.8。ちょっとショックだったが、以降体重が70kgを越える人にはDTコンペティション2.0-1.8のダブルバテットで組むようにしている。

話がそれるが、DTスポークはかなり前から台湾生産に切り替わっている。ホイルを組み始めて20年ぐらいになるが、昔のDTスポークと明らかに違う。っと言うのは、先日NRSの古い顧客のフロントホイールの振れ取りをしたとき。このホイルは、以前オーナーが誤って、地面に置いたホイルに尻餅をついてしまいぐにゃぐにゃにしてしまったのだ。あきらめ加減に”振れ取れますか?”と相談されたので”やれるだけやってみます”と言って振れを取ったものだったのだ。その状態で今度は走行中に他のバイクとハスって前輪が振れた。”もう無理ですか?”と言われたが”やれるだけやって見ます”と言ってスポークテンションに気を使いながらやると、なんとか振れは取れた。このホイルのDTスポークはまだ、レースメカだった時代に、ショップのストックの古いDTスポークで組んだものだった。で、今のDTスポークと明らかに違うことがはっきりしたと言うことだ。

話を元に戻す。

T尾さんが来店された時に、そろそろクロノF20がダメみたいなのでもう少し重たいリムで組みなおしてもらえないかとオーダーを受けていた。

で、なるべく安くあげたいと言うことだったので、リムは430gオーバーのアンブロッシオモントリオールのハードアルマイトにした。一ヶ月ぐらい前に入荷してたんだけどすっかり忘れていたらT尾さんから連絡が。”リムにクラックが入ったので組みなおして欲しい”と。

送られてきた画像。

F201 F202

スポークテンションは90kg以下と、さほど高くない。しかしこうなった。やはりアルミ最軽量380g。耐久性も380gしかないと言うことか。

以下、T尾さんから送られてきたメール。

こんにちは

早速のお手配ありがとうございます。

ダメージは写真の通りで,12か所にクラック,変形はほぼすべてのスポークホールで起こっています。

体重72kg,走行距離約15,000km。昨年はこのホイルで六甲山に200回以上登りました。

キシリウムより軽く値段は半分以下でとても気に入っていたのですが,目いっぱい使いきったので,満足です。”

一年間で六甲山を200回以上。それを二年間。送られてきた画像を見て、リムはモントリオールではなく最強のリム、北の地獄”パリ・ルーベ”で3勝しているトムボーネンが毎年メカニックに組ませているネムシス(450gオーバー)にするべきだと思った。まぁそれでもスポークも太くしてるし、リム重量もクロノF20の380gからモントリオール430gになってるから、激しいトレーニングでも3万キロは大丈夫かと。

手組みホイール作業工賃は、パーツをNRSで揃えた場合前後で¥13000。持込の場合は¥15000です。振れ取りは、生涯無償。リアのみ(パワータップとか)ですと¥7000~となっています。

2010年9月27日 (月)

K様サーベロR3 TEAM、シートチューブにクラックが

新潟にお住まいのKさん。2007年にSUPERZIPPが欲しいとメールしてこられた。で、SUPERZIPPを組んで納品した。

そしたらその直後、新しいバイクが欲しいと言ってこられた。当時乗っておられたのは、TREK。

何度か、色々とやり取りをした結果、TIME・LOOK・Cerveloの三つの候補が上がった。自分の薦めもあり、ビャルヌ・リース率いるチームCSC(現サクソバンク)が使用していたCervelo R3 TEAMに決まった。

一旦送ったSUPERZIPPを送り返してもらい、フレームやパーツを調達。当時は、まだ店をやっていなかったので、現金問屋やNRS協力ショップにお願いして、パーツやフレームを揃えた。

Cervelo 軽量化パーツは、SUPERZIPPとカーボンハンドルバーだけ。後は、7800デュラのセット(クランクはFC-R700)でペダルも含めた画像の状態で6.7kgアンダーに仕上がった。ただ軽いだけじゃない。Kさんから頂いたインプレッションは

”初乗り 一発目の感想は(オオオオオーーーー)軽い、これは感動です!
それと100k位乗っても今までと疲労度がぜんぜん違います.
フロントの突き上げが少ないと感じます。
登りも非常に楽(楽というより回る) とにかく前に行きます
登りのコーナーの立ち上がりこれがまたイイ感じ
橋本さんの忠告どうり下りは要注意-加速が二乗になる感じです。
今回はすべてにおいて◎です。 ありがとうございました。”と。

一度だけ、SUPERZIPPのメンテナンスでホイールを送ってこられただけで、何も問題なく快適に乗っておられた。

しかし、9月に入りKさんからメールが着た。

”おはようございます。
ご無沙汰しております、体調いかがですか。

早速ですが、
シートステイにクラックが入りました(写真添付しました)、これ修理必要でしょうか

シーズンOFFまで乗っていても大丈夫でしょうか?
教えてください。
よろしくお願いします。”

こんな画像が添付されていたPhoto

このまま乗っていて良いわけないので、業者にこの画像を転送して修理可能かどうか、修理可能な場合はいくらかかるかを問い合わせた。

業者からの返信は”現物を見てみないとなんともいえないが、恐らく修理可能。見積もりは、¥3万~¥5万以内”と返ってきた。

それをKさんに伝えると修理することに決まったので、バイクをNRSに送ってもらった。
オーバーホールもして欲しいとのことだった。

業者からは、フレームは全てパーツを取り外して、洗浄した状態で送って欲しいとの事だったので、洗車して全てのパーツを取り外して、業者に送った。

翌日、フレームを荷受した業者からメールが着た。

”原因は、シートチューブ内径が31.8+α シートピラー外径31.5+α。
この0.3mmの差が原因としか考えられない。

○ 修理方法
・亀裂のある部分にCFRP生地を貼り付ける。
・外径:31.8mm×内径27.2mmのアルミ製スリーブを接着する。
現在のシートポストを使う事は出来ない。φ27.2mmのポストを用意する必要がある。
見積もりは、¥3万~¥4万。
修理期間約三週間。

塗装は別途¥1万ほど必要。
塗装期間約一ヶ月”

で、今日修理されたフレームが送られてきた。

修理部分はPhoto_2
Photo_3 塗装無しでも思ったほど目立たない。

二枚目のシートクランプを付けた画像では、ちょっと目立つように見えるけど、実際は一枚目の画像のように修理した事を知らなければ他人は気が付かない程度だ。

ついでにKさん、シフトレバーとF・Rメカを替えて欲しいと数日前にメールしてこられていたのも今日届いた。

送られてきたのはSram_red SRAM RED。まぁ、予想してたんだけどね。

Kさんのサーベロは、納車時の7800のセットで6.7kgアンダー。送られてきたサーベロのパーツは、クランクがEASTONのEC90Ec90

ブレーキがOnebyESUOnebyesu

完成重量がいくらになるか楽しみだな。

NRSでは、今回のようなカーボンフレームの修理も承っています。

カーボン技術では世界一の台湾に送って修理してもらいます。

結構深刻な(今回よりもっと)クラックでも大概リペアできます。メールにダメージを受けた箇所を良くわかるように画像を添付して(何枚でもかまいません)お問い合わせください。

例えば、フレームの中ではもっとも細いシートステーにクラックが入った場合でも金属板を当てて補強することにより、見た目は悪くなりますが強度を確保できます。リペアした部分は、リペア前より強度が上がるぐらいです。

カーボンフレームの修理は、NRSへお問い合わせください。

2010年9月12日 (日)

DTスポーク、初めて折れた

去年組んだホイールのスポークが折れた。走行中、ノンギアサイドが一本飛んだのだ。

スポークはDTチャンピオン1.8。

今まで、さんざDTスポークでホイールを組んできたが、折れたのは初めて。

ちょっとショックだった。

オーナーのYさんの体重は、78kg。先週不可解なホイールの振れが出ていたので振れ取りしたばかりだった。

誰かが意図的にニップルを緩めたような感じ。

で、思い出したのが昨日大安とのことで納車したSさんのエクタープロトン。

Sさんは体重が85kg弱ある。

標準リムのアンブロッシオクロノF20では、心もとないのでパリ・ルーべで多くの選手が愛用するアンブロッシオのネムシスを使ってホイルビルドした。

しかし、スポークは標準のDTチャンピオン1.8。ダブルバテットのコンペティションにするべきだったと後悔している。

まぁ直ぐには折れないだろうけど。

っと思ったら、Sさんが来店された。

昨日の納車の時に乗ってこられた3サイズ以上合わないFELTを引き取りにこられた。

Sさん、ランランで”このサイズ”と薦められて買ったのが580。ハンドルバー440。

440のハンドルバーなんて始めて見た。

素人目にもサイズが合っていないのが分かったようで、NRSに来店されたのが確かゴールデンウイーク前。

フィッティングしたら適正フレームサイズは(ホリゾンタルね)520だった。ハンドルバーは420。

当初アンカーのカーボンを希望されていた。でも同じ台湾製ならジャイアントが良いですよと薦めたのだが、Sさん”ジャイアントが良いのは判っています。でもイメージが”を繰り返す。

そうこうしているうちに、注文していたフォールディングツールを取りにFさんが来店。

http://www.n-rs.com/fujita_sama_extar.html ←ゴールデンウイーク前に納車したFさんのエクタープロトン。

これを見て、Sさんすっかりクロモリのオーダーが良いと言い出した。

で、オーダーを入れてフレームが仕上がってきたのがついこの間。

コンポーネントは5700の105だ。

話がそれたので元に戻す。

国産スポークは、硬くてホイルビルドしやすいが折れやすい。

DTやSAPIMは粘りがあり(柔らかいということ)組みにくいが折れることが今日までなかった。

ホイル組みで定評のある(っと言うかお店の名前もホイル工場という意味にしてるほど)お店から、スポークの破断の相談を受けた時”DTなら大丈夫ですよ”と言ったのだが”伸びるし組みにくい”と言われた。

今日折れたYさんのDTスポークは、ニップル側で折れていた。

DTスポークを使ってホイルビルドする際は、仮組みが終わった時点でニップルにCRCを使う。

SAPIMのときは、CRCを使うと逆にニップルが回しにくくなるので、何も付けないかスポークプレップを使う。

本当はDTでもスポークプレップを使ったほうが良いんだけど、塗布に時間がかかるからね。

今度から体重75kg以上の人のスポークはDTコンペティションにしようと思う。