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2012年1月

2012年1月21日 (土)

N田様LOOK586からクロモリフレームへ

81 NRS 橋本様
この3連休、エクターで100Kmほど乗ってきましたので感想をお送りします。
山岳コースをがっつり乗れていませんので、ファーストインプレッションレベルです。

非常にかっちりしている印象で、まっすぐよく進みます。
Look586
との比較になりますが、Lookが「腰高感」「クイック&ひらひら感」が強調された味付けであったことからは対照的な印象です。

私の印象ですのであまりあてにはなりませんが、重心が低く、かつLookと比べると入力のスイートスポットが広いように感じました。
(どこから踏んでも、ちゃんと推進力に変えてくれるようない感覚)
車重は7.1Kg → 8.1Kgになりましたが、甲山までの登り区間で、重いと感じるシーンはありませんでした。
下りのハンドリングは、クイックすぎずマイルドで安心してカーブに入っていけます。

小さな振動はLookよりも多く乗り手に伝える感じがしましたが、嫌な感じではなく100Km 程度ですが、乗った後の疲労度合は、エクターのほうが軽い印象です。

サイズがばっちりでているので、昔っから乗っているバイクのごとく、まったく違和感なく乗ることができました。
あと橋本さんの組み付けは、相変わらず素晴らしく、精度の高い機械を操る楽しみも満喫できました。

Photo_2 ヘッドラグとフロントフォーク全メッキとシートステイとチェーンステイは、剣先メッキ。ヘッドパイプとシートステイは、白の胴抜き塗装。フレームは、クリスタルロックされている。

Photo ヘッドラグメッキとフロントフォークは全メッキ。 シフトブレーキワイヤーは内臓工作。

Nrsurl シートステイは元々、全部白の予定だったが、行き違いがあり、胴抜きになった。そのままではなんだか物足りないので、NRSのUrlを貼ったらピッタリ収まっていい感じに。

7900superenve

コンポーネントは、7900デュラをLOOKから換装。

Look586 元々乗っていた、LOOK586。

SUPERZIPPに換装予定。重たいキシリュウムを付けて8.1㎏なのでSUPERZIPPなら余裕で7キロ台に突入する。

今回は、二色塗装でラグメッキ、フロントフォーク全メッキ、ブレーキワイヤー内臓でチェーンフック、FD直付け台座でフレーム価格は¥17万。作業工賃は、LOOKからのパーツ換装だったので、使える状態でのパーツ取り外しが¥5000。組立基本工賃が¥35000。

2012年1月20日 (金)

SUPERZIPP

Superzipp_3 SUPER ZIPP

NRS開業時から作り続けている加速、最高速、巡航速度、コーナーリング性能に優れたロングセラーモデルです。2007年一月にホームページで公表し、2011年11月までに把握しているだけで45セット以上販売した。コンセプトは、ZIPP 303以上の性能を持ちながら、ZIPP 303よりも安価に(¥294000→\197920)提供すること。

実際、レースでは数々優勝や入賞を果たしている。

構成パーツは以下の組み合わせとなる。

リム
→ZIPP 285(ZIPP 303と同じディンプル加工されたトロイダル形状の285と呼ばれるリム、45mmハイト)

Zipp285340g スポーク
SAPIM CX-RAY ブラック

ハブ
→アメリカンクラック製ラージフランジハブをリアに使用。ラージフランジハブの優位性は、スポーク長を短くできるために駆動効率を高めることができる。

Rd205 Micro58

これらのパーツをフロントはラジアルで、リアはスプロケット側を2クロスタンジェント、逆はラジアル組みというスポークパターンで組み上げたホイールが"SUPER ZIPP"だ。

ホイール参考重量は前後でF:498g R:669gでトータル1167g。

340グラムの軽量リムに、短いスポーク長と適切なスポークパターン。

"SUPERZIPP"で使用しているSAPIM Cx-RAYは優れたスポークですが、国内では入手可能なスポーク長の制約が大きく、"SUPERZIPP"で使用するスポーク長は国内では入手する事が出来ない。

国内で入手可能なスポーク長のSAPIM Cx-Rayを使うため、理想的な最上のスポークパターンを捨ててしまったら、SAPIM Cx-Rayを使っている意味は無い。それは、単なるSAPIMと言うブランドを使っているだけだ。

NRSでは、理想の具現の為、海外から独自に"SUPERZIPP"用のSAPIM Cx-RAYを輸入している。

スポークは、ホイールの構成パーツの一つに過ぎないが、その役割は非常に大きい。

NRSコンプリートホイールは、一切の妥協を捨てた最高のホイールだ。

大手メーカー製の、400g以上のリムを使って作られたカーボンホイールとは次元の違う走りがここにある。

テストライドでは、軽量で高剛性で空力に優れているので、ヒルクライム、加速、最高速、巡航速度、コーナーリングのすべてにおいて、NRSハシモトが今まで経験してきた全てのホイールの性能を凌駕した。

最高速に関しては計測ポイントのストレートダウンヒルが足りなくなり、途中で計測中止。

その時点で、時速は90Km/hオーバー。

"SUPER ENVE"をデザインするまで、これ以上のホイールはLightweight社製オーバーマイヤーしか無いと思っていた。

ZIPPスピードウエポニー303をはじめとするメーカー完組カーボンディープホイールを、重量、剛性、整備性のホイールトータル性能で凌駕している。

"SUPER ZIPP"は、感動を保証いたします。

現在は、"SUPER ZIPP"を上回る性能を持つ"SUPER ENVE"も制作しています。

SUPERZIPPより、より軽く、より強いホイールが"SUPER ENVE"です。

SAPIM 最高で最強のスポークを求めて

Photo SAPIM 最高で最強のスポークを求めて

何かとこだわるNRSだが、その中でもスポークはかなりこだわっているかもしれない。

ホイールの一構成パーツであるスポークは高い強度、軽さ、空気抵抗の少ない形状という三要素を高次元で満たすことが重要だ。

NRSでは、元々はスイスのDTスポークをオーダーホイールに使用していた。

1dt
国産スポークと比較して、なんせ折れないし飛ばない(スポークの首が折れる事を゛飛ぶ゛と言う)。

欠点は使いたいモデルの必要なスポーク長がなかなかそろわないことと、値が高いことくらいだ。

スペシャルオーダーされたホイールにはDT Revolutionの1.8-1.5-1.8を使用して軽量で高剛性なホイールを造ってきた。

1dtrevolution当時はエアロスポークなどは取り扱い長が少なく入手が困難だったため、ホイルビルドに用いる事は出来なかったのだ。

NRSがSAPIM(サピム)スポークを知ったのは、クワハラバイクワークスからのファックスだった。2002年あたりだったと記憶している。
新商品の取り扱い案内のファックスにサピムスポークが記載されていた。
しかしそのファックスでは、単なる丈夫なスポークとだけ紹介されているだけだった。
今では誰もが知っているCX-RAYの情報も、クワハラからのファックスにはなかった。

その時NRSは、DTからSAPIMへ使用するスポークメーカーを変更する気にはなれなかった。

"SUPER ZIPP"をデザインするにあたり、エアロスポークの使用は大前提だった。
当初使用する予定だったaeroliteは下図のような2.0/2.3×0.9/2.0の形状をしている。

1dtaerolight_2 Dtaerolight_2

DTスポークの材質は全てドイツ工業基準DIN-79100のステンレスであり、aeroliteを使用した事は無かったが、過去の経験から強度面での不安は感じなかった。

その後、国内の代理店で、"SUPER ZIPP"で必要になるaeroliteの手配をしたが、取り扱スポーク長のレンジがせまく "SUPER ZIPP"で必要なスポーク長は国内で手配することが出来なかった。

そこで、インターネットを使って、適切な長さのaeroightを入手すべく探しまくった。
一晩かけて、アメリカのサイトでaeroliteを㎜単位で販売してくれるところを見つけた。
しかし、この値が高かった。尋常でなく高かったのだ。

1本あたりの価格が、380円を超えている。ヨーロッパでも、同じか高いところもあった。
日本の代理店の価格をお伝えする事は出来ないが、欧米で買うよりも日本で買う方がDTスポークは安い。

これらの理由から考えられるのは、現在のDTスポークの生産地は、アジアにある可能性が考えられたが、この時点では想像の域を超えなかった。

スポークの手配が難航し、困り果てた自分は、99年のワールドカップオセアニアラウンドで知り合ったドイツ人メカニックMartinにEメールで相談してみた。
何とか、"SUPER ZIPP"に使用する長さのDT aeroliteを入手できないかと。
その日のうちに、MartinからEメールのレスが入ってきた。

Martin:「DTより良いスポークがあるよ。値段は少し高いけれどね。でも最高だよ。」

そう。彼から紹介されたのがCX-RAYだったのだ。

下図のような形状で、材質はINOX 18/8。食器(フォーク、スプーン)やシンクに使われている18-8ステンレスである。

1cxray 14番(2mm)のスポークを冷間圧延で0.9×2.3(2.25㎜)ミリという形状に加工している。  

この下図は、テキサス大学のLSWT(ロースピードウインドトンネル)での、スポークの形状ごとに発生する空気抵抗の一つであるタービュランス(乱気流)のシュミレーションだ。

Spoke

タービュランス(渦)の発生している幅が小さく短いほど空気抵抗は、少なくなる。

上から、
・CX-Ray
・通常の楕円スポーク
・マビックと思われしブレードスポーク(フラット(扁平)スポーク)
・ノーマルスポーク
のデータになっている。

手っ取り早く空気抵抗を説明すると、空気抵抗の最大のファクターは「前面投影面積」に左右される。

前面投影面積とは、物体正面から光を当てると発生する影のことだ。

影が大きい(面積が大きい)と物体にぶつかる空気が増えるので単純に空気抵抗も増える。

その次が、「空気の流れ」だ。

いかなる物体も、空気抵抗を発生させる。

物体にぶつかった空気の分子は、掻き乱される。

空気抵抗を減らす行為とは、いかに空気の分子を掻き乱さず、掻き乱した分子を沈静化させることを言う。

沈静化とは、整流のことである。

マビックのジクラルなどのフラットスポークは幅が3ミリ以上あり、線にしか見えない控えめなスポークを面で見せ、抜群のアイキャッチを示す。

さらに、1mm×3mmと言う形状から、見た目からも触った感触でもノーマルスポークよりも空気抵抗が少ないと思わせる。

しかし、フラットスポークは空気にぶつかる前面投影面積こそ少ないが、CD値(Wake)と呼ばれる空気抵抗係数が意外と大きいのだ。

もちろん、一般的なノーマルスポークと比較するとCD値は小さいが(1.8→1.0)、オーバル(楕円)スポークのCD値はさらに小さい(0.8)。

CD値が小さければ、滑らかに空気をすり抜けることができるのだ。

スポークの形状を加工する際、フラット形状に加工するよりもオーバル形状に加工する工程のほうが複雑でよりコストがかかる。

フラットスポークは文字通り平らにするだけだが、オーバルスポークは楕円と言う曲線に加工しなければならないからだ。

この難しい作業を、常識的なコストの範囲内で量産化する事を可能にしたのが、CX-Rayに使われている18/8ステンレスだ。

18/8ステンレスと言うのは非常に耐腐食性が強い事で知られる。

だが意外に思われるかもしれないが、物性は柔らかい。

それゆえ、複雑な形状にプレス(鍛造)加工しやすい。そのため、台所のシンクや食器類に使用されている。

食器やシンクのような複雑な曲線加工が出来るのだから、スポークの曲線(オーバル)加工も簡単にできてしまう。

しかし、そんな柔らかい材質なのに、なぜCX-Rayは、最強のスポークと呼ばれているのだろうか。

それは、冷間圧延でのエアロ形状加工により材料物性が変化しているためなのだ。

CX-Rayの引っ張り強度は、ハブに引っ掛ける部分がストレートタイプが290kg/f。

Jベンドタイプ(一般的な形状のスポーク)でも、270kg/f。

国産スポーク最強である星スターブライトの引っ張り強度の数値はわからないが、昔組んだエキストリームトレッキング用MTBのホイールテンションが150kgあたりで、ワンシーズン持つことなくスポークが破断していた。

スポークのテンションが100kg/f程度だと、エキストリームトレッキングでは一山降りるまでにホイールが走行できない状態まで振れてしまって使い物にならなかったため、高テンションで組む必要があったのだ。

蛇足だが、その頃使っていたMTBはノンサスのリジットで、ビックフォークと呼ばれる、壊れない事を目的としたブットイパイプのフロントフォークだった。

下図スポークはCX-RAYのシルバーだ。

Cxray

ステンレスと言えば、光沢のある表面を思い浮かべるだろう。CX-Rayの、エアロ形状に圧延加工された部分に光沢は無く、つや消しのような表面をしている。これは"B2"と呼ばれる表面処理で、冷間圧延後、焼鈍と酸洗を行ったままの仕上げで、表面は銀白色の鈍い光沢になる。

比較的柔らかいため、エアロ形状のような深絞り性を要求される場合に用いられるが、一般にはほとんど流通していない。

この仕上げからも、CX-Rayがとても柔らかい材質出来ていることが解る。

星のエアロスター1.3mm×2.8mm(オーバルスポーク)より約30%軽量でありながら、引っ張り強度は40%前後強い。

しかしながら、CX-Rayは軽量ではあるがスポーク本体の剛性はとても低い。

一般に、剛性の高いホイールを組むためには、使用するスポークにも剛性が必要だと考える人が、ユーザーどころか、ホイールビルドをしている人間にも多くいるが、剛性の高いホイールを組むためのスポークに剛性は必要ない。

必要なのは靭性なのだ。靭性とは、粘り強さのことだ。

CX-RAYは、剛性は無いが強い靭性を持っている。

なぜ高剛性のホイールを組むのに、スポーク本体に剛性は必要無く、靱性が重要か。
→靱性があれば、より高いスポークテンションでホイールビルドが行えるため、パワーロスが少ないホイールが出来る。

この靱性を活かすホイールビルドにはNRSは自信がある。日本でもトップクラスの経験値があると自負している。なんせCX-RAYを使ったSUPERZIPPやSUPERENVE、StreetFighter、ノーマルの手組ホイールなどで使用しているからだ。

シマノ2012テクニカルセミナ

一昨日、行って参りました初参加のシマノテクニカルセミナー。今回は、アルテグラDi2を二台組むことが決まっているので、そのための参加。

前半は、MTBに関すること。
XTRのRDにはスタビライザースイッチが追加されて、その取り扱いに関することだった。

XTRスイッチスタビライザー。分解時に操作すると破損する。
フリクションアジャストボルトはマックス5、4ニュートンメートル
トルク確認は、スイッチを入れてやること。
クラッチのグリスは内装用のものを使う。
デュラグリスとか使うとフリクションが減ってしまうので使ってはいけない。

XTRは、上下プーリーにロータリングあり。XTは下プーリーのみロータリング。
デオーレがダイナシスになった。

ディスクブレーキのブリーディングがワンウエイブリーディングシステムで、作業時間は15年前の四分の一になっている。

ブレーキが効かなくなるのは、ペーパーロック(オイルが熱で沸騰してなる)とフェード現象がある。フェード現象とは、不活性ガスが発生して効かなくなる事を言う。

完成車メーカーは、コストダウンのためサードパーティーのローターを使うことが多い。最初から歪んでいることが多いので、シマノのキャリパーのクリアランスを広げた。

7速屋や8速のスプロケも作り続けている。

ここまで前半。休憩を挟んでロードDi2に。

SW-7972 左右一方向のサテライトスイッチ・
ケーブルは、非常に薄い。プロツアーチームでもステムに挟み込むミスがあったので、カバーを付けている。

デュラDi2とアルテDi2では、バッテリー以外互換性がない。

バッテリーが飛行機に持ち込めない可能性がある。

国内便に関しては、機内持ち込みも、預けることも可能。
160W以下であれば通常は大丈夫。

ただし、テロが発生した場合は持ち込めないことになる。
Di2の3、7Wならもちこみ可。

予備バッテリーを機内持ち込みする場合は、電極カバーがあれば大丈夫なのでバッテリー購入時に付

いてくる電極カバーは捨てないこと。念のため、航空会社のサイトでチェックすること。

アルテグラDi2は、コストリダクションのため、デュラDi2と比べて、内部抵抗に違いがありバッテリ

ー持ちが悪くなっている。
例えばデュラDi2がベアリングを5個使っていたところを3個にしたりとか。

アルテDi2は、デュラDI2同様一気圧防水。

ケーブルの取り外しが可能になった。EW-SD50。
全てのケーブルは、同じ仕様。
EW→エレトリックワイヤー。
SDはスタンダード。

アルテグラDi2のワイヤーコントロールシステムは、鉄道模型のNゲージのコントローラーと同じよう

なもの。鉄道模型は、レール二本で、一台のコントローラーで6台別々に操作できる。さらに信号等も操作できる。

外装用ジャンクションがJC40。内装がJC40I。Iはインターナルの略。

フレームグロメットは、別途注文が必要。
ケーブルッセットはセットでもバラでも値段はほとんど変わらない。

BMR1(バッテリーマウント)は三種類。
7970とは互換性なし。

アルテDi2の全てのローカル機器は、マイコンが入っていて独立して認識している。

デュラDi2は単なるスイッチ。

SMーPC1システムチェッカー。一万ちょい。

IDとパスが必要。取説に記載されている。
PC上で故障診断やシフトの調整ができる。

ソフトウエアのアップデートは、新しいローカル機器(サテライトスイッチとか)が発売されたらやるという感じ。

意外に多い質問。

トップアジャストボルトは、機械式とは違う。
アジャストボルトは、一ミリぐらいは隙間を空ける。
RDが自動でオーバーストロークするために隙間が必要。
アジャストボルトが当たってから一回転戻すと0、7ミリ。
ローアジャストボルトは、僅かに隙間を空けるだけでいい。

FDはローアジャストボルトで調整。
トップ側はHの刻印が入っている。入っていない方がL。
トップアジャストボルトは、ストロークの調整。
調整がわからなくなったら、ボルトを両方ゆるめてリセットする。

http://○×△□◇※.shimano.com に全ての情報が載っている。
↑一応、表向きは公開してないショップ向けなので。パスワードとかは設定されてないので、探せば見つけられるかも。

初めて受けたシマノテクニカルセミナーの印象は、プレゼントか非常に簡潔で製品そのものの完成度が高いので非常に分かりやすかった。
このあたりは、カンパニョーロテクニカルセミナーと対局という印象。

Di2のセミナー時間は一時間半弱。来月あるカンパニョーロEPS(エレトリックパワーシフト)のセミナー時間は、5時間。午後の部を受けるのだが、終了時刻は、21時!

組み付け行程もやるからということで5時間という事らしいが、デジカメ撮影もビデオ撮影も録音も禁止なので、またこうやって、キーボードに大量に打ち込むことになる。

ちなみに、今日のブログ元のテキストは、キングジムのポメラと言う、折り畳むと文庫本サイズで、ただひたすらテキストを打ち込むためだけのデバイスを使いました。

本来なら、携帯のSDカードスロットに入れて、そこからアップローしたいのだが、AU携帯の仕様上、テキストデータの閲覧はゴニョゴニョとSDカードをいじってやれば出来るが、編集ができないので、添付ファイルとして、メールにテキストデータを添付することは出来るが、本文の方に入れることができない。

携帯で、ポメラから取り込んだテキストデータを編集できれば、パソコンを持って行かなくても出先からブログがアップできる。

今年、オファーがあるかどうか分かんないけど、またツールド熊野とか、出張る事になったら、その日のうちにその日のことをブログにアップできるのに。

2012年1月17日 (火)

SUPERENVE組みまくり

Superenve SUPERENVE、オーダー分を何とか明日の定休日前に組み上げた。

ワンセットは、店頭在庫用なので現在でしたら即納です。

ホイール購入者特典もご用意しておりますので、お問い合わせください。

試乗用のSUPERENVEは現在、愛知県の方に貸し出されていて、今週金曜には返却される予定です。

試乗されたい方もお問い合わせください。誓約書に同意していただければ、往復送料のみご負担いただければ、全国発送いたします。

お近くの方ももちろん試乗をご利用ください。

中華ではない、軽く、空気抵抗が少なく、剛性があり、精度も抜群の本物のカーボンディープリム(チューブラー)を是非お試しください。

2012年1月16日 (月)

滋賀のK様エクタープロトン、ハワイアイアンマン再出場をかけて

Withsuperzipp 掲示板の方にSUPERZIPPでお問い合わせいただいた滋賀県のK様。2009年の事。
カナダやハワイアイアンマン出場経験のある、バリバリのトライアスリートだ。

SUPERZIPPを組むのと同時に、お使いのバイクのメンテナンスも依頼された。
ズタボロに使いこまれたバイクを洗車して、ワイヤー類を交換した。

掲示板に頂いた感想は、

”SUPER ZIPP、まだ乗り込んでいませんが、いいホイールですね!
費用対効果は抜群に高いホイールです。
ハシモト様には申し訳ないけど、あんまり知られて欲しくないです。
だって、ライバルに優位になれないから(爆)

世の中、たくさんのホイールがありますので、もっとお金を積めばいいのも買えるのかもしれませんが、私はこの金額で前後輪手に入り、しかも同じZIPPなのに、違いが出るのは、大変ありがたいことだと思いました。
結構、かっこいですし!!

取り敢えずの感想は・・・
平地の38㌔ぐらいからの加速と伸びが抜群っす。登りも軽いですね!(確かにギアが1枚違う感覚)
今まで、自分が乗ってきた、キシリウムやHEDとの違いは、十分に実感できますね。
巡航速度も計測上、2㌔/h上がっていますが・・・

それから、リビルドのお蔭で、随分シフトタッチとブレーキングが軽く&正確になりました。
コーナーにも強気で突っ込んでいけます。

ありがとうございます!”

そして、この時にいつかはNRSでクロモリを作りたいと言っておられた。
その話が具体的になったのが2011年に入ってから。

オーダーに来られたのは、6月。シートアングルなどのをKさんの知人のトライアスリートの方が大腿骨の長さから適正シートアングルを割り出せると言うので、一ヶ月近くオーダーをウエイティングした結果、送られてきたシートアングルは60°台と言うもの。

K様自身、明らかにおかしいという事が解っておられたので、SAは72°と言ってこられたが、72°などと言うSAはビルダーとも相談したが、乗りこめてるロード選手じゃないと無理なので73°あたりにしておかれては?と伝えて73°で行くこととなった。

パイプは、カイセイ8630R。コンポーネントは、今までずっとシマノを使ってこられたがカンパコーラスに。練習用ホイールは、デットストックのケンタウロハブにアルミ最強のチューブラーリム、アンブロッシオネメシスをDTコンペティションで組んだ。

練習用ホイールのスプロケットは、12-27。決戦用のSUPERZIPPの方は12-25。もちろんイレブンスピード。

フレーム工作は、特に凝ったものは無いが、フレームカラーがサンメタリック極荒目のブルーより濃くでラグは、カラーメッキと呼ばれる、メッキした上から色を塗ると言うもの。

実際の色は、指定よりもやや違ったが、メールで画像を送った時はご不満を言われたが、現車の色を見られたら、ご納得いただけた。フレームカラーは、一応色見本があるが、塗装職人が色を作るので同じようには中々仕上がらない。まぁ、オーダーフレームの色は、ある程度指定は出来るが、出来上がってからのお楽しみと言う感じ。
実際、指定色からずれることが多いのだが、皆さん満足されている。

Photo_2 実際の色は、もう少し濃いブルー。クリスタルロック施工されている。

Photo_3 エンドと、ラグはカラーメッキ。

2011_2 Khy

ロゴは、ミラーロゴ。トップチューブ右には製造年を表す”2011”

トップチューブ左側の”KHY”の意味は

クライアントの名前のK
奥様のイニシャルのH
娘さんのイニシャルのY

バイクセッションで、くじけそうになった時にこれを見て励みにするとのこと。過酷なトライアスロンならではだ。

納車後、インプレッションを頂いた。

”エクタープロトン早速乗ってます。
日曜日に80キロ程度
月曜日と今日はは通勤で。昨日はオフにしました。

まず
基本に忠実ですね。(フレームだけでなく、コンポ全部もホイールも変わりましたし、なかなか評価が難しいですが)全てに素直に素早く反応し、路面からのショックは相当吸収してくれるので、腰や肩へのストレスはかなり軽減されています。身体に優しく、選手を育てるという意味が分かる感じです。

ただ、私の期待値が高すぎた感はありますね。。。

登りでのスピードがノルまでは、重い感じは否めません(ホイールは練習用のネメシス)。
あとは、ハード練習とロングライドとロングでの追い込んだ練習での身体へのストレスです。

ロングライドもして参りました。

まず カーボンから乗り換えたメリット面として

基本に忠実ですね。(フレームだけでなく、コンポ全部もホイールも変わりましたし、なかなか評価が難しいですが) 全てに素直に素早く反応(走る・曲がる・止まるを安心感持って行なえる)し、路面からのショックは相当吸収してくれるので、腰や肩へのストレスはかなり軽減されています。

下りでは、オーバーステアリング?自然に任せると、前のバイクに比べると膨らんでいきますが、サッと修正できますし、イメージしたライン取りのトレースは容易にできます。

身体に優しく、選手を育てるという意味が分かる感じです。これは、ロングライド時になる程に差が出ます。

いつも痛くなっていた腰と肩の付け根の関節の中の痛みがかなり軽減します。
我慢できないくらいにならず、何とかだましだまし最後まで持つということですね。(肩に関しては、全く痛みが出ませんでした。これは、ポジションがマッチしている事と関係があると思います)

全体としては、私の 期待値が高すぎた感はありますね。。。
バイクギャラリーとブログの拝見し過ぎて、ワクワクし過ぎていたのかもしれません。
橋本さん自らがスチールフレームについてのコメントをされていますので、正にその通りという事です。

登りでのスピードがノルまでは、重い感じは否めませんし、空力に関しては練習用手組ホイールではデメを感じます。

平地での向かい風や斜め方向の風のバイク挙動とスピード維持の難点、下りでの55km/h近辺からの伸びがイマイチになります。ただ、これは手組のネメシスリムのホイールなのでSUPERZIPPを装着すると次元が変わるかと思いますが(笑)

まず、ファーストインプレッションとしては、これぐらいですが来年予定しているレース(に向かう過程での体の仕上がりの中での体感も)での使用と結果において、またコメントさせて頂ければ、嬉しく思います。

フレームサイズ540でSUPERZIPPを付けて車重は7.89kg。

コンポコーラス、ケンタウロハブにネムシスリムDTコンペティションの手組ホイールでペダル・シートピラー・ステム・サドル・ハンドル持ち込み、ハンドルバーエンドは、NRSチューンでカットして〆て¥438252也。

K様、SUPERZIPPを売却して、SUPERENVEにする予定だ。

2012年1月15日 (日)

LOOK586 XS 状態良好

このオークションは終了致しました。http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f106497524

Look586

・LOOK586 国内代理店正規購入品。

・購入 : H21 6月21日

・走行距離 : 約6000Km程度 転倒なし 傷極小狂い無し

・購入時定価 : 462,000円

・フレームサイズ : XS シート : 490 トップ(ホリゾンタル換算):520

・股下768mm でほぼベストなサイズです。

・シートポストを追加であと30mm程度伸ばすことができます。

・保証書、インテグラルシートポスト用カットソーガイド、リプレースエンド、カタログ、 ステッカー、プロモーションDVD(二枚)付属。

クロモリフレームに乗り換えましたので出品いたします。

インテグラルシートポストやぐらを含むフレーム重量はフロントフォーク、ヘッドパーツを含めて1.52㎏です。

傷は、BBチェーンステー接合部の一部の表面クリアの剥離があります。

それ以外は、非常に美しい状態です。目視では傷は確認できませんでした。

2012年1月13日 (金)

SUPERENVE、お試し用の貸し出しを始めました

Superenve_superenve SUPERENVEのお試し用の貸し出しを予定通り始めました。

ご希望の方はSUPERENVE貸し出し希望としてメールをください。

誓約書をメールいたしますので、それに同意する旨の返信と身分証明書をスキャンかデジカメ撮影したものを送って下さい。

誓約書にもありますが、送料は往復借主持ちとなります。

4年間で45セット以上を販売したSUPERZIPPを超えるSUPERENVEに興味のある方は、ご一報くださいませ。

重たいホイールの方が平地の巡航が楽とか言う都市伝説を覆す実証に如何ですか?

軽くて、剛性があって、空気抵抗の少ないホイールをぜひ体験してください。

カーボンリム(カーボンディープリム)やチューブラーを体験したい人も是非どうぞ。

タイヤはベロフレックスカーボンでスプロケットはデュラの12-25が付いています。ブレーキシューも付属します。エアを入れれば、即走れる状態です。

Superenve

2012年1月10日 (火)

東京の小島様、エクタープロトンwith StreetFighter

Photo_2 今回のバイクギャラリーは、ホームページにアップされているものだが、当初の文面にオーナーの承諾が得れずに、数日後にコメントを削除して尻切れな文章でホームページのバイクギャラリーにアップされているもの。

5年たって、承諾を得れたので改めて、ブログの方のバイクギャラリーにアップします。

東京のK島様。お問い合わせをいただいたのは、2007年の7月の事。

初めまして
東京の小島と申します。

70年代80年代のクロモリフレームを現代のテクノロジーパーツで走らせて見たいと思い色々ショップを探していましたところ、NRSさんのホームページにたどり着きました。

ロードは初心者ですが20代のときにビアンキのフルカンパを手に入れましたが1日でめげて(サイズ等合っていなかったんだと思います)手放してしまいました。

それがずっと引っかかっていました。先月ヤフオクで26インチのロードを手に入れなかなか楽しいのですが、やはり純血なロードレーサーが欲しくなりました。

何処のショップでもロードレーサーの説明は無く、NRSさんのホームページで始めて何たるかを理解した次第です。

現在、同じコンセプトで古いモーターサイクルも所有していますが安心してツーリングに出かけるまでには紆余曲折で時間がかかりました。

ロードレーサーも同じ時間を懸けたどり着くのも楽しいとは思います。が今年3月に人生は初の入院を経験し現在は完治していますが、再発の可能性も含め今後5年間の生存確率60%程度の状況です。

つまり時間が無いのです。

そこで、本物の匂いがぷんぷんしているNRSさんにフルオーダーをお願いしたいと思いました。

前置きが長くなりましたがハイスピードツーリングのメイン使用条件でビンテージ風なクロモリフレームで105程度のパーツ、ホイルは当然お任せで組んでいただくことは可能ですか?

予算は30万程度です。多少の前後はかまいません。見積もりでもかまいません。

可能な場合の質問ですが体のサイズを直接計測は出来ないと思いますが、問題なく製作できますか?

又、チューブラーとクリンチャーの違い、クリンチャーのリスクなどはホームページで理解できたと思いますがどちらのチョイスが正解なのか、チューブラーの場合6ヶ月ごとに張り替えることが自分に可能か不安があります。

長々と書いてしまいましたがお返事お待ちしています。

NRSのクライアントは北海道から沖縄まで多岐にわたる。北海道や東京からフィッティングを直接受けに来た人もいれば、メールでのフィッティングでバイクをフルオーダーされる方も多い。

バイクのインプレッションは、、、

こんばんは
東京の小島です。本日50㎞ほど流してきました。
そんなに経験があるわけではないので自己流の感想です。

まず第一印象ですが、しなやかな筋肉のようなバイクだと思います。
かといって踏み込んで遅れるということは無く、むしろ機敏です。

ギヤチェンジは今まで経験した事のないほどシャコ、シャコと変速します。
調整次第でここまで出来るのかと感動物です。今後もしヴィンテージパーツが手に入り、いかにカンパといえども使用する気にはならないでしょう。

コーナリングですが、バイカーから言わせるとあの細いタイアがグリップするとは頭で理解できないので怖いです。

しかしなんと言いますか、スキーでカーブで踏み込むと加速していく感覚、に似ています。
グッと体重を乗せるとスルスルとコーナーを抜けていきます。
この辺がNRS特製ホイルの恩恵でしょうか。(違ってましたらスルーしてください)

60年代のイタリアのワークスレーサー
MVアグスタ、ドカティの繊細で優雅な美しさを備え、モロさも併せ持つそんなイメージのバイクです。

目標はケイデンス90キープだったんですが、後半はへたれました。まだまだレーサーを乗りまわす体になっていませんが、このバイクとだったらいつかはロングツーリングでいくつも峠を越えることが出来るようになるでしょう。(本当に?)

このインプレッションを頂いた後、癌の事や5年間の存命率の事などをこの文面の最初にあるようにtypeしたのだが、退院されたばかりでナーバスになっておられたようで、削除となった。

現在の小島さんは、、、

”当時は入院中に読んだランスに触発されバイクをもう一度始めようと思ったので、 何か気恥ずかしいと思っていました。

五年間の生存確率47%と言われていたのであせる気持ちもありました。
今は丸4年になろうとしています。退院後、風邪一つ引きません。

昨年は剣岳登頂、昨日はスノーボードを担いで白馬乗鞍岳を登頂してきました。
発病前より元気なくらいです。

今や癌も特別な病気ではなくなり、完治するケースも多いと聞きますので 少しでも役に立てるのならいいと思います。

パイプはカイセイ8630R ラグメッキ カンパニョーロエンド コンポーネントは105でクランクはFC-R700。ホイールはStreetFighter。完成重量は8.4㎏。

Photo_3 フレームカラーは、人気色のファーストブルーのメタリック。ヘッドラグはメッキされている。

Photo_4 リアエンドは、デッドストックのカンパニョーロ製。

Bb BBハンガーは、補強坂付でブリッジを省略している。

Street_figter ホイールはStreetFighter。

2012年1月 9日 (月)

芦屋のO野様WindRunner

Windrunne_2 まず私は今回初めてロードバイクに乗る訳ですが、かなり以前からかなり興味は持っていました。少し前に子供のクロスバイクをTREKで購入した際に最近のロードバイクもすごく良くなっていることがわかり、急に乗りたくなってしまったのです。

ただ、過去にいろいろとスポーツをやった経験から、何事も上手い人に教わらないと上達しないという確信があり、ロードバイクも例外ではないと考えていました。

しかし、私は身近に経験者がいなかったため、情報は本やネット、ショップの店員さんに限られました。

バイクを手に入れるにあたり、フィッティングが大切であることはどこにでも書いてありますが、実際に神戸から京都までいろいろとショップを回ってみても、私の背格好を眺めるだけでフレームサイズを決め、「あとはステムで調整するから大丈夫ですよ」というところばかりで本当に良いんだろうかと疑心暗鬼になるばかりでした。

どんなグレードにするか、フレームの種類は何が良いか、という質問に対する答えも信頼できるものがなく、前出のTREKではバイクで一番重要なのはフレームで、安いグレードでもカーボンの方が優れているとはっきり言われました。

途方に暮れてネットをさまよっているうちに見つけたのがNRSのサイトでした。
書いてあることを読み進むうちに「これだ!」と直感しました。
すぐに橋本さんにメールをしていろいろと相談をしました。

オリジナルバイクにはエクタープロトンとWindRunnerがあることがわかりましたが、予算の関係と早く乗り始めたいことからWindRunnerに決めました。

正直言うと最新の格好良いカーボンフレームにはかなり憧れていましたが、とにかくきちんと乗れるようになろうと橋本さんのアドバイスに従いました。

偶然クリスマスに納車となりましたが、まずその軽さと堅牢さに感動しました。踏めば踏むだけ進んでゆく感じがしますし、その代わり風の影響が強いことも新しい発見でした。
納車の次の日に背中と腕の筋肉痛があり、ポジションの問題かどうか橋本さんに質問しましたが、これは実は慣れないチュブラータイヤ張りのためだったようです。

体重をかけるコツが全くわからず、普段使わない筋肉を酷使しましたから。その後はいくら乗ってもどこも痛くなりません。
真冬に始めることになったおかげで、真冬の装備もかなり研究し、今は少々寒くても臆せず乗り回しています。

目下の目標は六甲山ヒルクライムです。まずはWindRunnerでいろいろと試してみようと思います。
上達したら将来的にはエクタープロトン(ヒルクライム仕様)+Superzipp+Di2が夢ですね。

とにかくNRSのバイクは入門用でも満足度120%です。今後もメンテやトレーニング指導よろしくお願いします。

ちなみに呪いの解けるポンプもお買い上げいただいている。

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NRSオリジナルフィッティングで、いきなりジャストフィットを提供。NRSでバイクを購入される場合は、フィッティングとクリート調整も無料。

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コンポーネントは、将来的にDi2化を考えてアルテグラのアイスグレイ。WindRunnerのフレームは¥3万ぐらいのものを使用している。後からフレームをオーダーしても、手組ホイールやパーツ構成がそれらに十分耐えうるので、パーツ換装できる。

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ケイデンス付ワイヤレスサイクルPC、キャットアイCC-RD400DWを標準装備。スペアタイヤもタイヤを固定するストラップも。

86 ミニポンプもダブルボトルゲージも、もちろん標準装備。ポンプは8気圧まで入れることが出来るもの。安価なものは、6気圧程度しか入れることが出来ないので注意が必要。

Photo_3 フレームは、アップチャージでクリスタルロック施工されている。

ハンドルバーエンドカットとフロントフォークのクイックレバーを使用不可にしている爪は、アップチャージで加工。

Photo_4 見えない部分だが、シフトアウターキャップは標準の樹脂製ではなく、デュラエース用のアルミを使用している。

NRSオリジナルロードバイク、WindRunnerは標準仕様が105、手組チューブラーで全てそろって即走れる状態で¥20万から。

今回は、パーツがアルテグラだったのとグリップと乗り心地をつかさどるフロントタイヤにツールドフランスでも実績のあるベロフレックスカーボンを使用したり、クリスタルロック施工などをして〆て¥245439也。

神戸のS末様、Cyfac持ち込み組み立て作業

Cyfac

昨年11月初旬に風邪を引いたのだが、熱もそんなに出なかったし、抗生剤飲んで普通に作業して定休日も2012カンパニョーロジャパンテクニカルセミナーに行ったりしてたら、見事に風邪をこじらせて内臓に来てしまったと言う体調で、6月から7月にかけてオーダーしていたフレームが次々と仕上がって送られてきたり、以前から話を進めていた持込みのTIME VXRSの組み立てや珍しくクロスバイクが3台ぐらい売れたりと最悪の体調の中、鬼のように作業しているときに来店された神戸のS末様。

お電話を頂いていて、全て持込みで組んでもらえないかという事だったので、とりあえず来店いただくことになったのだが、自分がホイールは何ですか?と聞くとレーシング3のチューブラーと。

?レーシング3ってチューブラーあったっけ?新しく出したのかな?っとあんまり考えずに、電話を切った。

S末さんは、ネットの情報(個人ブログとか)を見て、通販でフレームやコンポーネントを調達してご自分で組もうとするも頓挫してNRSにやってこられたのだ。

持ち込まれたのは、Cyfacのアルミフレームにディレイラーとか中途半端にパーツが取り付けられたもの。

一通り、持ち込まれたモノをチェックしていくと突っ込みどころ満載状態。

コンポーネントはアテナ。インナーワイヤーとチェーンは透明のビニールに入れられて何やらぐちゃぐちゃ白いモノが塗られている。

某個人ブログを読んで、インナーワイヤーにルブリカントを塗りこんだのだが、カンパのワイヤーはあらかじめコーティングされているので、こういったことをやる必要はない。
逆に、コテコテにルブリカントが塗られていたら、作業にならない。

ワイヤーは、ソッコーお持ち帰りいただいて、新品を使うことに。
チェーンは、組み付ける前にパーツクリーナーでグリスらしきルブリカントを落とすつもりだった。

そして、レーシング3に貼られたチューブラータイヤをチェック。
回転させて、タイヤの状態を見る。ん?なんかおかしい。
タイヤサイドをつまむように持ち上げると、アッサリとタイヤが外れる。
?タイヤのエアを抜いて、タイヤをリムから剥した瞬間、目を疑った。通常のクリンチャーリムだった。
そこに、ビットリアコルサCXのチューブラータイヤが嵌められていたのだ。 
S末さんに、チューブラーリムを見せてクリンチャーリムとの構造の違いやタイヤの構造の違いを説明した。

レーシング3は、リムにリムセメがベットリと塗られているので、そのままタイヤを(もちろんクリンチャー)はめるとリムセメが悪さをして、チューブが傷んでしまうのでワイヤーとともにお持ち帰り願う事に。
クリンチャーリムにべっとりと塗られたリムセメを剥離するには、いったいどのくらいの作業工賃が発生するかわからなかったので。

で、ホイールはレコードハブCX-RAYクロノF20の手組ホイールで行くこととなった。

Cxrayf20 666g 778g

シャマルよりも軽く、空力が良く、滑らかな走り。

Nrs 品質を保証するNRSのステッカー。振れ取りは生涯無償。

丁度、クロノF20が欠品中で11月中旬には入荷するとのことだったのだが、結局年内入荷は無理どころか、年明けの二月か三月も怪しいと。イタリア人、仕事しろよな。

組み上げたバイクや作業中のバイクや組立前のフレームなどで、7坪の店舗スペースは飽和状態に。

リムが入荷して、ホイールが組み上がるまで、一旦S末さんにお預かりしていたフレームなどを
お持ち帰りいただくことにした。狭いスペースでフレームに傷が入ったりするのを避けるためだ。
ついでに、グリスのようなルブリカントの塗りこまれたチェーンもお持ち帰りいただいて、
グリス状のモノも落として頂くことにした。

S末さんの他にもクロノF20で二ペア組まなくてはならなかったので、いつもは取らない
値段の高い代理店に連絡を入れて確認したら、在庫10本と。次回入荷は未定。
その10本はもちろん全て取った。

12月中旬に入り、体調は相変わらず悪いのだが、順次タスクをこなしていって、やっとS末さんの
Cyfacに取り掛かれることになった。

イレブンスピードになったばかりのころのアテナなので、ウルトラシフトに(現行はクイックシフト)クランクはウルトラトルク(現行はパワートルク)。

フレームにはクリスタルロック施工をして、フロントフォークのクイックレバーを使用不可にしている爪の加工もして組み上げた。

ちなみにフィッティングも受けて頂いたら、ステムが10mm長かったので店にあった、ジャイアントのロードバイクを販売した時に、フィッティングして(NRSでバイクを購入される場合はもれなく無料でフィッティングをする)完成車状態では当然ステム長は合わないので、交換してそのまま置いていたS末さんのCyfacには丁度良い長さのジャイアントのコネクトステムを¥1000でお付けした。

納車後、ライドされて感想を頂いた。

橋本 様

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
正月に乗った感想をメール致します。すこし長いですが、本当にありがとうございました。

感想

感動!!!  本物のロードレーサーとの出会い

2012年、今年は後厄の私。中学から柔道を10年続け、その後、運動をすることも無く、歩くことすらほぼ無く(1日3000歩)、暴飲暴食気味で、十数年を過ごした私。

そんな私に変化があったのは4年前の2008年。通勤で使っていたスクーターの音が大きくなってきたのと体重が増え、筋肉は完全に落ち、お腹の脂肪が掴め、健康診断でもγ―GDP等の値が高く、お酒を控え運動するように言われたいた私。思い切って自転車通勤を始める事にした。

早速、近くのショップに行き、通勤用の自転車が欲しいと3万円で購入した。会社から自宅まで、往復3km。その短い距離の通勤でも息が切れた。ここまで、体力が無くなっているのかと驚き、3ヶ月ほど続けてみると自転車に乗った後、スッとして、何かストレス解消につながっているように感じ、しんどい中にも楽しさを感じた。

自転車、面白いんじゃないかなと思った。高校時代、最寄の駅まで往復20km走っていたのを懐かしく思い出した。改めて、自転車の雑誌や本を買って読んだ。自分の買った自転車がクロスバイクで26インチサイズである事が分かった。

知識を増やすにつれてロードバイクが欲しいと思うようになり、1年後に、ア○カーのクロモリを購入した。ティアグラ9s仕様だった。ネットや本の影響を強く受けていた為、見た目重視でノーマルクランクを選んだ。好奇心だけで六甲山に行ってみた。

六甲の再度山を目指したが、39×25で、頑張るしかなかった。心拍数は180前後まで上がり、3、4回、休憩して1時間位かけて辿り着いた。しんどかったけど達成感が心地良かった。
その4ヵ月後の正月、同じく再度山を経由し丁字ケ辻まで行って六甲に下りた。休憩しながらだったが、面白いと思った。

ただ残念ながら、それ以降の2年弱は、仕事が猛烈に忙しくなり通勤の3km往復のみで、10km以上走る機会はなかった。自転車に乗りたいという思いが募るばかりで、知人の話を参考に、通販で、フレームパーツを取り寄せ、部屋に飾り、ストレス解消をしていた。

そして昨年2011年の10月、仕事も落ち着いてきたので、自分でいきなり、ネットを参考にしながら組み立て始めた。

ワイヤー、チェーンは、購入時のグリスをデグリーザーで落とし、新しいオイルを馴染ませて一人悦に入っていた。

初めて裸のホイールを見て、ネットに感化されたままリムセメントを塗ってタイヤを装着。次の週には完成させられるかもと、ネットで調べているとNRSさんのサイトを発見した。

今までのサイトと雰囲気が違い、戸惑いながらも、一つ一つ、橋本さんの記述を読んでいった。何とマニアックなとも思いながら、読み続けていくと、自分のやっている事が、自分の目的と真逆のことのように思えてきた。

これでは、本物のロードレーサーは分からず仕舞いになる。自己満足で終わってしまうと思い橋本さんに連絡をとり、組みかけの自転車と残りのパーツを持ち込んだ。11月初旬の一番忙しい時だったと後で知ったが、私の思いを聞いて頂き、リビルドして頂ける事になった。

安心して帰ろうとしていたところ、橋本さんがリムセメント着けしたタイヤをにわかに手に取って、引っ張られた。簡単にタイヤがリムから離れた。「エッ!!!」しばし沈黙が流れ、橋本さんがリムをガン見して絶句。

「死にますよ」私は、「死ぬ?だれが?何の事?」としばらく思考停止。

「これクリンチャーホイールです。それにリムセメントでチューブラーがはまってますが、くっついてもいません。」

わたしは、ようやく、自分のとんでもない間違いに気づいた。海外通販でチューブラーホイールを頼んだつもりが、クリンチャーであった事を知った。「どうしたら、いいですか????」

「一旦、タイヤは持ち帰って、リムセメンとを剥離して、クリンチャータイヤを装着して持ってきて下さい」との事だった。

「わかりました」と答えたものの、チューブラーに乗ってみたいという未練があったので、クリンチャーホイールは持って帰りセカンドタイヤとし、橋本さんのサイトで気になっていた手組みホイールをお願いした。

そして昨年12月某日。北朝鮮が大騒ぎしている時に引き取りに行った。

次の日曜日、まずは、惨事につながるところだったクリンチャータイヤで乗ってみた。走り出しの軽さに「エッ」と思い続いてサドル、ペダルハンドルレバーのフィット感が絶妙だった。
これは、乗りやすい。今までのア○カーも悪くはなかったが、しっくり感が全く違う。

フィッティングはお願いして本当に良かった。今までBBからサドルトップまでの係数や96%の法則も色々調べて自分なりにやっていたが、橋本さんの確証に基づいたフィッティングの凄さを身を持って知った。
素直に、年末駆け込みで、コンパクトクランクに交換してもらった。

そして、この正月、約2年ぶりに六甲山を目指した。実は2ヶ月前に先述のア○カー ティアグラ9sで、標高約50mアップする坂道を登っただけで、休憩してしまった自分だけに正直不安だった。

王子動物園から夙川を経由し、六甲山を目指した。鷲林寺を抜け西宮北有料道路入り口を左に入り、悪天候の中、16号線を登って行った。午前7時30分、アクシデント発生。登坂を断念した。なぜなら132番カーブを過ぎると、そこは雪だったから・・・。

Uターンする事にしたが、そこまで標高差 約500mの路を休憩もなく、心拍数も163前後で登れた。またまた感動した。そして翌日、リベンジすべく、午後1時に家を出発し、再度山経由で六甲山を目指した。激坂の入り口から再度山まで約30分。心拍数は、しんどい所で165前後。そのまま、六甲山牧場前、丁字ケ辻、スキー場を経由して、昨日、雪の為、引き返した133番カーブを逆向きに通過して、芦屋川沿いにおりて帰宅した。約3時間のライドだった。写真を2箇所で撮った以外、足を止める事なく、ペダルを踏む事が出来た。

コンパクトクランクの選択、そしてフィッティングは先述の通り、そして何といっても手組みホイール チューブラーの軽さ、乗り心地は、レー○ング3のクリンチャーどころの比ではなかった。

山頂東側の雪解け後の濡れた路面でも怖さを感じなかった。西宮北有料道路から鷲林寺へ向かう下り坂では70km出せた。この2年間で、2000kmも走っていなかった私が、六甲を横断できた。

帰り道は、先ほど通った六甲山を見上げながら、にんまりとしていた。とても嬉しかった。橋本さん、本当にありがとうございました。本物のロードレーサーの楽しさ、NRSの凄さを知る事が出来ました。橋本さんの「死にますよ」の声で、命拾いをすることが出来ました。

クリンチャーホイールにへばりつけてしまったリムセメントは、専用クリーナーを1本半も使って取った。もう、間違えません。この次は、手組ホイールにはめている海外通販で買ったビットリアのチューブラータイヤをすり減らして脚力を作り、橋本さんお奨めのヴェロフレックスカーボンを履きたいと思います。

今から思えば、中途半端なサイトの情報を鵜呑みにせず、知識は逆に無いほうが良いと思いました。
最初から橋本さんに今からロードレーサーに乗りたい。ビギナーです。よろしくお願いしますで良かったのだと思います。急がば回れではなく、急がばNRSだと痛感しました。

もっとNRSを宣伝して欲しいと思いました。やっとロードレーサー乗りの入り口に立てたように思えました。今後とも、洗車方法やメンテナンス等、教えて頂きたいと思います。よろしくお願いします。感謝。

Photo コンポーネントはアテナ。1年以上前のモデルなのでエルゴパワーはウルトラシフトで(現行はクイックシフト)クランクはウルトラトルク(現行はパワートルク)。

Nrs_2 ハンドルバーエンドは、NRSチューンでカットしてある。このカットする部分は、自分が選手時代膝をぶつける以外機能しなかったのと、バーテープを巻きかえる時に汚れていなかったこと(握っていない)から不要部分と判断して、カットすることにしている。カット代金は¥2000。

Cyfac1 Cyfac2

2012年1月 7日 (土)

千葉のT城様エクタープロトンwithStreetFighterネメシスバージョン

Photo

プラントエンジニアで、全国の現場指揮を転々とされているT城様。
お問い合わせをいただいたのは、2011年の5月。

”ロードバイクのチューニングをお願いしたいと考えております。
そこで、一点ご教示して頂ければと思います。

現在キャノンデールCAAD9を使用しておりコンポ,ホイール等の交換,組みなおしを考えております。(ティアグラ→デュラ7700の9速+NRSストリートファイターを希望)コストの問題もありますが、素材としてそこまで懸けるのか?

それともNRSでナカガワフレームベースに組んだほうが良いのか悩んでおります。
ナカガワの場合クロモリのスタンダードを希望しています。

レースバイクの素材として、どのようなものでしょう?

お忙しいところ、申し訳ございません。
回答の程、宜しくお願い申しあげます。”

まず、ナカガワはコーナーリング性能は突出しているのだが、登りで失速すると言う特性を持っている。
これはBBハンガーウイップに起因するものと考えられ、ハンガーウイップ自体は、エネルギーロスにはならず、要は乗りこなし(ペダリング)の問題だと、2004年JPNナショナルチームのデータ解析により、証明されている。

ただ自分は、ナカガワフレームを選手時代3本乗っていていて、感覚的に登りで失速すると感じていたのだが(乗りこなせていなかった)2003年から2005年までメカニックとして、マッサーとしてサポートしている時、特に実業団公式戦を全戦フルサポートした(サポートに使っていた車の走行距離は13000キロを超えた)2004年シーズン、チームランキングが131チーム中7位まで上がり、2005年のTOJ招待につながったわけだが、2004年の年末に、なぜチームランキングが上がったかを分析してみた。

結果、登りが少なくて、コーナーの多いコースでは抜群のポイントを稼いでいるのだが、登りの多いコースになると、途端に獲得ポイントが少なかったと言う事がわかったのだ。
これは、スチールのナカガワフレームのデータなので、カーボンはこの辺りをアテネオリンピック代表選考会で唐見美代子選手が登りのコースで代表を決めたので、克服していると考えられる。

また、スチールのナカガワフレームで登りをモノともせず勝っていた選手もいる。高橋松吉さんと大石一夫さんだ。
まぁ、この二人は明らかに常人離れしていて別格と言えると思うが。

ただ、ナカガワのコーナーリングスピードと出足の良さは麻薬的な魅力があることは間違いない。
また、ナカガワフレームで忘れられがちなのがトラックフレームで、UCIトラックワールドカップに置いて、国産フレームで最初にポイントを獲得したのは、ナカガワフレームである。

そんなこんなで、まずお乗りのCAAD9をフィッティングして、フレームが合っているかどうかから始めることになった。

フィッティングの結果、現在のCAAD9のステム長では短くて、それを伝えるとちょうど長い適正ステム長のモノを購入していたとのことだった。

そして、CAAD9のパーツをアップグレードするのとエクタープロトンをフルオーダーする二つの見積もりも依頼された。ホイールはStreetFighterのネメシスバージョンだ。

結果、エクタープロトンをオーダーすることとなった。

・カイセイ8630R
・フレームサイズ530
・トップ540
・FD台座=直付け
・ストレートフォーク+なで肩
・ラグ=一般的なもの
・カラー 関ペレタンPG80カラーガイド2ページ365ファストブルーの右側
・体重76kg
フレーム要望
(1)直進安定性を犠牲にしない範囲でコーナーリング性能が欲しい。
(2)まくるときの伸びがほしい。
カラーは、人気色のファーストブルーのメタリック。

お乗りだったティアグラのCAAD9はNRSが手数料を頂いてオークションで売却すると言ういつももパターン。
CAAD9は、アメリカモノという事と(昨年よりアルミは全て台湾生産)走行距離が1000㎞程度で傷もほぼない新品に近いコンディションだったのと、NRSで完全調整したので¥11万で沖縄の方の元に。

メッキや、パナソニックのフレームのようにトップチューブをダウンチューブと同じ太さに出来ないかとか色々と打ち合わせが続いたが、トップチューブをダウンチューブと同じ太さにしても、可もなく不可もなくと言ったところなのと、ラグが無いので(パナソニックはオリジナルのラグを使用している)ラグレスになると言う理由から、オーソドックスなチュービングで行くことになった。

クランクは、今のシマノのデザインが気に入らないので、FC-R700で行けないかと。

FC-R700およびFC-R600は、シマノのコンポーネントにコンパクトクランクがラインナップされていないときに、グループ外製品としてFC-R700がアルテグラ相当、FC-R600が105相当と言うポジションで販売されていたもの。

しかし、20011年4月に105が5600から5700になった時点で全てのシマノコンポーネントにコンパクトクランクがラインナップされたので、製造は終了していた。

そこで、某近畿ナンバーワンの安売りと在庫量のウエムラパーツさんでクライアントがFC-R700を確保して、それを送って頂くことに。

その他、アメリカンクラシックハブやハンドルバー・ステム・シートピラー・サドルはクライアントが持込み。

完成重量は8.61㎏。リムがネメシスではなく、クロノF20バージョンのStreetFighterなら8.5㎏アンダーは行けただろう。

昨年11月に組み上がり、売却するCAAD9を送ってきた輪行袋に入れて、クライアントの出張先に送った。

クライアントが荷受け後、フロントフォークとリアエンド付近に輸送中の取り扱いのせいで塗装のはげがあったそうだが他は異常なく、ひとまずホッとした。

Streetfighter ホイールは、StreetFighterネメシスバージョン。

681 838

フロントホイール重量は、681g。リアは838g。

Photo_2 ストレートフォーク。

Fcr7007801 コンポーネントは、6700アルテグラ。クランクはFC-R700。チェーンは7801デュラエース。

で、年明け後インプレッションを頂いた。

”橋本様

本年も宜しくおねがいします。

インプレおそくなりました。

結極、新潟では雨,雪のため乗れず、年末千葉の自宅に帰り手賀沼を100km程走った感想です。

元々20年程前のパナモリのイメージが有ったため、どうにもCAAD9に馴染めずエクタープロトンをオーダーしました。

・他オーナー様同様の意見ですが、動力,操作性能すばらしいです。
・直進性,走行バランス,コーナーリング等とても気に入っております。
・CAAD9と比べると走行における疲労感が軽減したと思います。

走行距離が短いためこの程度の感想ですいません。しかしとても気に入っております。

今年は、ヒルクライムにエントリーを予定しています。アドバイス等宜しくお願いします。”

今回も、ご満足いただけたよう。

StreetFighterネメシスバージョンにフレームにはクリスタルロック。
ケイデンス付ワイヤレスサイクルPCキャットアイCC-RD400DW付きで¥352540也。

2012年1月 6日 (金)

神戸のT様十数年ぶりのロードレーサーのオーダー

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神戸にお住いのT様。メールでお問い合わせいただいたのは2011年の6月。

”NRS 橋本様 
神戸在住のTと申します。初めてメールします。
数十年ぶりにロードレーサーに乗りたくて調べていた中で、貴方の「NRSでは、独自のフィッティングによりベストポジションをいきなり提供できます」に引かれてメールしました。

昔、片倉のスポルティーフを皮切りに、静岡の某店ロードと新家のマウンテンと3台ほど乗りました。競技経験は全く有りません。初心者にとって、自分の乗り方が悪いのか自転車が合ってないのかなど分かりませんから、この事は重みがありました。自転車に合う様に練習すれば良いのですから。

競技会の参加等は考えていません。週に数回、2~3時間程度で気持ちよく汗が掛けたらと考えています。予算ですが、1年もしたら買い替えるのでは無く、始めからそこそこ長く使える物にしたいと思い、本体で20万以上は覚悟で30万程度迄出すか思案中です。

幾つかお進めの提案がありますか?アルミやカーボンは経験が無いので、希望を聞かれても分からないのが本音です。大型店を何店か見て周りましたが、ルックス的には昔ながらのクロモリが良いですね。

それから、フラットベダルにトゥークリップでしか乗った事が有りませんが、自転車本体の他に必要なもは、ビィンディングなら靴とベダル、ヘルメットに、ポンプ程度ですか?よろしくご教授お願いします。そうそう、身長168cmで74㎏弱あります。 ”

で、来店いただき、まずはフィッティング。これを元にフレームの工作やパーツ構成を決めて行った。

フレームカラーに関しては、みなさんいつも悩まれる。
フレームカラーは、フレーム生地が仕上がってからでも良いので、とりあえず着手金¥80000を頂いて、オーダーを出す。
フィッティングの結果、フレームサイズは470となった。ややスローピングになる。

Photo_3Photo_4

Tさんが送ってこられた色見本はこれ。パイプにすると色目が変わるので塩ビパイプに塗装して送ってこられた。これを直接ビルダーに色指定として送った。
この色は、アストンマーチンの限定色のようだ。

Photo_5 Photo_6

フィレット溶接が美しいラグレスのヘッド部分。フォーククラウンはチネリタイプ。

Photo_7 Bb

シート部分もBBもフィレット溶接のラグレスが美しい。

Dt ホイールはアルミ最強のアンブロッシオネメシスをスポークはDTcompetition。

Nrs ハンドルバーエンドは、NRSチューンで不要部分をカットしている(¥2000)

105170 コンポーネントは105。クランクは170㎜をチョイスした。

2000 グリップと乗り心地を司るフロントタイヤは、ツールドフランスでも実績のあるベロフレックスカーボン。摩耗の激しいリアは¥2000のビットリアラリー。

年明けにインプレッションを頂いた。

”橋本さんあけましておめでとうございます。
 自転車を受け取ってから、三日に一度位の割合で1時間半程づつ走ってます。今は家の回りに周回路を決めて、平坦路をぐるぐるとトラックをジョギングする感じで走ってますが、ロードは楽しいですね。

シフトアップする度に加速して、風を切って行く感覚が楽しいですね。ロードは早く走れば走る程楽しい様です。体力と交通事情が許せばですが。

ロードは良い運動ですね。予定の周回を終わってもまだまだ走れる感じですが、自転車を降りた時に結構足を使ったのがわかります。でも、何処か一部が痛いとか何処かを痛めた何て事がまだありません。

ランニングで同じ位運動した感が残れば、何処か痛めたりしてると思うので、ロードは良い運動ですね。
平地を周回していても、小さなアップダウンが有るし、風が強い場所なので結構頻繁にギアチェンジしてます。クランクのギアは変えませんが、リアは真ん中辺を中心にですが全て使った事があります。乗る前はこんな頻繁にギアを使うとは思いませんでした。20段もギアが有る意味が、少し分かってきました。”

当然の事なのだが、身体の特定箇所が痛くならない、疲労しないと言うのはバイクのセッティングが合っているという事だ。

NRSフィッティングは¥5000。メールでも可能。NRSでバイクを購入される場合、このNRSフィッティングが無料。
サドルポジションは、5センチとか簡単に上下させることができるが、ステムはそうはいかない。

NRSフィッティングでは、ステム長を5㎜単位で合わせることができる。

「NRSでは、独自のフィッティングによりベストポジションをいきなり提供できます」がまた証明されたこととなる。

T様エクタープロトン、スペアタイヤ(ラリー)リムテープ(TTP-1)8気圧まで入るミニポンプ込で¥316712也。

2012年1月 2日 (月)

SUPERZIPPを超える新たなるNRS決戦用コンプリートホイール登場

Superenve 2007年一月にNRSのサイトで発表したNRS決戦用コンプリートホイール”SUPERZIPP”。カーボンリムを使った決戦用ホイールだ。

2011年11月までに45セット以上を組み上げ、販売した。

SUPERZIPPの性能はレースでの戦績が物語っている。

数々のロードレースやヒルクライムレースで入賞や優勝。ツールド熊野で区間二勝を含む総合優勝。
全日本選手権U23でトップから3秒差の5位入賞など。

”SUPERZIPP”はカンパボーラをターゲットデザインとしたが、その性能は、Lightweightを凌ぐものだとユーザーレポートで確認されている。

SUPERZIPPは、リムやハブやスポークの調達に慢性的に悩まされて、長い人だとオーダーから納品まで八か月とかかかったり。
昨年など、使用ハブの代理店が八か月間存在しなかった時期もあった。

ハブの供給がストップしている間、通常の作業をしながら新たなるNRS決戦用コンプリートホイールの構想を練っていた。

D-EDGEと言うEDGEcomposite社の45㎜ハイトリムとデュラハブを使いスポークはSAPIM CX-RAYでワンオフで一年前に組んだことがある。

非常に高性能だったのだが、NRS決戦用ホイール掲示板をご覧の方ならご存知かと思うがリム重量195gのEDGE1.25を使い、前後で960g台と言うヒルクラム専用軽量ホイール”960”をデザインしたのだがそのうちのワンセットがヒルクラムレースの前日試走を終えた後、先導車が付いてゆっくりとブレーキを
かけながら下っている最中にブレーキ熱でリムが10角形ぐらいに変形してしまったのだ。

”960”は当然、即販売停止。熱変形した”960”のオーナーには、代品として”SUPERZIPP”をお渡しした。

そんなこともあり、D-EDGEで好感触を得ていたものの、まだ3年足らずしかたっていない若い会社のEGDEcomposite社のリムを使ってこちらから積極的に組むことは無かった。

EDGEcomposite社は、ENVE(エンヴィ)compositeと社名を変えた。おそらくガーミンの商標とバッティングしたためだと思われる。

ENVEになってから、下りは車で下るのでENVE1.25を使い、とにかく軽いヒルクライム用ホイールを組んでくれと言うオーダーが入った。

その時に、代理店に”最近は、ENVEどんな感じ(熱変形とか)ですか?”とさらっと聞いた。

そうしたら、当初EDGE時代は、指定ブレーキシューがスイスストップのイエローキングだったのが最近は、ENVEがオリジナルのシューをリムとセットで付けてきていると。

そんな話は聞いていない。

慌てて熱変形していない”960”のオーナーと”D-EDGE"のオーナーに直ちにスイスストップの使用をやめるように連絡を入れた。幸い、どちらも問題なく使用されていた。

そこで、ある方法を使うと、ブレーキ熱による熱変形を完璧に回避できることが分かった。

SUPERZIPPのバックオーダーを7セット抱えた状態だったとき、新たなるNRS決戦用コンプリートホイール”SUPERENVE”のデザインが決まった。

SUPERZIPPバックオーダー中のクライアントに連絡を入れて、そのうちお二人が”SUPERENVE”の人柱になってくださることとなった。
リムのブレーキ熱問題は、回避できているので後は”SUPERZIPP”を超える性能が”SUPERENVE”にあるかどうかだった。

SUPERZIPPに使用しているZIPP285リムは、リムハイト45㎜で重量340gから350gオーバー。ディンプル加工にトロイダル形状で空力的に非常に優れている。スポークテンションは、マックスが100㎏/fだ。

Superzipp
一方、ENVE1.45はリムハイト45㎜でリム重量は290g~300gアンダー。

同じリムハイトで、重量が50g以上も違うとZIPPのディンプル加工やトロイダル形状の空力的優位など吹き飛んでしまう。

それほどまでにリム重量”50g”の差は大きい。
しかもスポークテンションが120㎏/f~140㎏/fとZIPPよりも高い。

結果、SUPERZIPPと同じ剛性ならば、SUPERENVEはスポーク数を減らすことができる事になる。

SUPERZIPPが24H×28だったのに対して、SUPERENVEは20H×24H。リム単体で50g以上軽いのにさらにスポーク数も減らすことができ、より軽量化と空力的優位になる。

また、スポークがZIPPがノーマルのいわゆるニップルホールからニップルが
露出しているタイプなのに対し、ENVEはインターナルニップルと呼ばれる、ニップルがリムの内部にあるタイプ。

ニップル部分は、ホイールの中でもっとも高速で風を切る部分なのでそのニップルそのものが露出していないインターナルニップルのSUPERENVEは、空力的にもSUPERZIPPより優位に立つことになる。

軽量で、空力がよく、剛性の高いホイール。”SUPERZIPP”が目指して実現していた性能だが”SUPERENVE”は”SUPERZIPP”をはるかに凌駕している。

と言っても、SUPERZIPPの性能が落ちたわけではない。カーボン製造技術の向上と、NRSのあくなき高性能ホイールを求める姿勢が生み出した最速のホイールが”SUPERENVE”なのだ。

”SUPERENVE”の価格は\248500既に10セット以上納品している。

あるオーナーは、土曜にSUPERENVEを付けて単独で走ったら、とにかく加速が楽しくて、いつまでも加速し続けるので脚が売り切れてしまい、日曜のチーム練習では、先頭を引き続け、ペースを落とせと言われたり、練習にならんから先頭交代をしろと言われたそうだ。

既に二回レースで入賞されていてそのうち一回は、優勝したと思って手をあげたら、死角に一人選手がいて、刺されて二位だったそう。

ここで、よく問い合わせのある質問に答えておこう。リムハイトをもっと高いものにできないかという問い合わせが多い。

確認のため、ディープリムが何故にノーマルハイトリムと比べて空気抵抗が少ないかを説明しようと思う。

もともと、ZIPPが38㎜ハイトのカーボンリムを出したのがカーボンディープリムの始まりだ。

それは、通常のノーマルハイトリムが10㎜当たりの所にニップルがあるが、ZIPPリムはリムハイトを38㎜とすることによりスポークを38㎜分カットすることになり、そのカットされたスポークの分、空気抵抗が少ないというのがディープリムの理屈だ。

よく、タイヤを装着した形状が翼断面に近いから少ないと思っているおめでたい人が多くいるがそれは間違い。

また、リムハイトが高ければ高いほど良いと思っている人もいる。

リムハイトが高くなると、確かにそれだけ高速で回転する外周部のスポークがなくなるので空気抵抗は少なくなるがリムハイトが高くなる分、リム重量が増してホイール性能として失うものが大きい。

TTなどで限定された条件で使用するならリムハイトの高いリムも有効であるが、TTで使うシチュエーションなど稀ですべてと言っていいロード走行ではアップダウンや、コーナーの立ち上がりや加減速で、リムハイトの高いリムは重量が足枷となってしまう。

NRSが45mmハイトに拘るのも、バランスが取れているからだ。そうバランス。NRS決戦用ホイールはバランスのとれたホイールなのである。

そうでなければ、SUPERZIPPが45セット以上も売れるわけはないのだ。

一ショップが手組ホイールで売る数ではない。

最近、安価な中華カーボンを使ったカーボンディープリムが多く存在する。

中には、重たい中華カーボンのリムハイトを60㎜にしてしまったため、非常に重たいホイールとなっている。
実際にお客さんが持ち込んだものをテストしてみたが、非常に重たかった。


インプレッションでそのホイールの事を登りでも軽く、オールラウンドに使えるホイールと言うのを読んで設計が古く、10年以上前のアルミ文鎮ホイールから乗り換えていたとしたら、そのインプレッションは仕方がないといえるが、おそらく軽くて剛性が高くて空気抵抗の少ないホイールを使ったことがないのだろう。

そうでないと、そのインプレッションは明らかな嘘となってしまう。

ツールドフランスなどで、山岳でもカンパボーラやZIPP404を使うチームもあるが、あれは体重がありパワーがあるため、少しでも剛性の高いホイールを使いたいためである。

また、カンパやZIPPと違い、ENVEは一切プロモーションをしない。プロは、お金をもらって機材を使うからだ。

唯一例外がLightweightぐらいだ。Lightweightはステッカーをわざわざ剥がしてプロが使うことで有名だが、ENVEもトッププロがステッカーを剥がして、よくレースで使用している。。

”SUPERENVE”はLightweightを超える性能がユーザーレポートで確認されているSUPERZIPPをさらに超える性能。

もうカンパボーラもLightweightもターゲットデザインですらない。

SUPERENVEの前後重量は、1060g~1080g。

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618_11

Ts3パークツールのTS-3を使い、高精度を実現。

SUPERENVEは、その性能を確認してもらうために、試走用をワンセット用意している。

SUPERENVEの体重制限は標準の20H×24Hで86kg。

SUPERENVEは、試走用を用意している。誓約書に同意して頂いて、身分証明書を提示してもらえばOK 。遠方の方は、往復の送料だけご負担いただく。

リム・ハブ・スポークと部材がとにかく高いのと、全て自分一人でやっているので、何セットも組んで置いて置くことはできないが、それでもSUPERZIPPの納期が三か月前後だったのに対して、SUPERENVEは一か月前後となっている。

ホイールのオーダーは、メールでお名前、ご住所、連絡の取れるお電話番号をいただいた時点でお受けしている。もちろん全国発送可。オーダー後のキャンセルは、ご遠慮願っている。

ホイール購入者特典もあるのでお問い合わせを。

¥9800のアップチャージでカンパボス、シマノ11速(現在入荷待ち)にも対応。

スルガ銀行のロードバイクローンもご利用になれます。

※価格・仕様は予告なく変更することがあります。

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