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2011年9月

2011年9月23日 (金)

宍粟(しそう)市のM山様WindRunner

以前、OLMOのフィッティングに来店されたI埼さんと一緒に来店された宍粟市のM山さん。
その時は、ほとんどお話ししなかった。

そんなM山さんから8月下旬、お電話を頂いた。

ロードバイク購入希望の内容だった。

NRSでは、お客様の管理をメールでやっているのでその旨伝えてメールを送って頂いた。

来店されたのは、9月初旬。

OLMOのI埼さんと一緒に来た時から、ロードバイクを作るならNRSと決めていたそうだ。

予算からWindRunnerで行くことに。
WindRunnerの人気色はイエローなのだが今回は初めてのブラック。

WindRunnerは、コストパフォーマンスに優れたTNIのアルミフレームを使ったNRSオリジナルロードバイク。

コンポーネントが105でホイールは、NRS手組チューブラー。
5種類のフレームサイズとカラーの中から適正サイズとお好みの色を選んでいただいて適正ステム長とクランク長ハンドル幅、ギヤ比までジャストフィット。

Windrunner イエローの躍動感に対してブラックは高級感が溢れる。

Photo Photo_2

フレームは、クリスタルロック施工済み。http://nrs.cocolog-nifty.com/blog/cat43966743/index.html 

Nrsdt1415 5700_105

ホイールは、体重が80㎏なので最強のアルミリム、アンブロッシオネメシス(450g)をDTコンペティションで組んだ。

こんな感想をいただいた。

”こんばんは、M山です。

Wind Runnerに乗りはじめて一週間、毎日楽しく乗っております。

キッチリ合わせて作ってもらったロードバイクとはこんなにストレス無く、疲れ無く、速く走るものなのかと感動してます。

今まで乗ってきた自転車とは全く別物で、次元が違うって感じです。

楽しみにしていた連休は雨の予報だった中、日曜のみ晴れ間が覗くという天候に変わった為、急遽100キロ弱走ってきました。

今までだと疲れてしまう距離でしたが全くストレス無くスピード感たっぷりで走れて、後の疲れもあまり感じませんでした。

70キロを過ぎてもどこまでも走って行けそうな感覚で、初心者の私でも他のローディー達に負けない走りをWind Runnerは与えてくれています。

今まで「頑張って」自転車に乗っていたのが今は「自然に」自転車に乗れているというのが今の私にとって1番の驚きです。

走るのが凄く楽しくなりました。

とびっきりのバイクを感動と共に提供します。というホームページの文章に惹かれ、バイクオーダーを決意し、今本当に感動を味わってます。
この感動は乗らないとわからないですね。

思い切ってお願いしてよかったです。
ハシモト様、本当にありがとうございます。

今後もメンテ等でお伺いしたいと思っていますので何卒よろしくお願いします。

追伸、今週の雨が恨めしいです。”

WindRunnerは、ケイデンス付WワイヤレスのキャットアイのサイクルPC、CC-RD400DWとボトルゲージ
スペアタイヤ(固定用のストラップ付)、MAX8気圧のミニポンプが付いてすぐに走れる状態で標準価格¥20万。

2011年9月18日 (日)

5年前に日本一周をしたバイクが世界一周へ

遡ること2006年5月。クライアントは、近所のコンビニでバイトしてた青年。

夜中とかによくシフトに入ってて、ビールやら小腹が空いたら歩いて3分以内なのでしょっちゅう通ってた。
って言うより、ほとんど自分の冷蔵庫状態だったコンビニ。

その店の前にその青年がシフトで入っている時に、ロードバイクやらミニベロやらが置いてあった。
深夜なので、店内にはお客さんはいなかった。

その青年が入っているときにバイクが置いてある。
自然と”あれ、二~ちゃんのバイク?自転車好きなの?”っとレジで話をすると”ハイッ☆”と。

当時は、まだNRSは店舗が無くてマンションの一室にワークスペース作って作業してた時代。
何度か夜中にコンビニに行った時に話をしてて、ロードバイクが止めてあったときに、確か、整備してほしいだか何だかって言う感じで一度NRSに来訪してもらうことに。

まずフィッティング。青年は、今日日の子と言うか脚が長い。乗ってた中古で買ったキャットアイのロードバイクは(昔は、キャットアイもバイクを出してた)明らかにサイズが小さかった。

外で走ってもらうと、寸詰まりのフォーム。

”これはダメ。サドル上げたりステム伸ばしたりして合わせられる範囲じゃないよ”と伝えた。

すると、新しいロードバイクが欲しいと。
そこで、まだ店舗の無いNRSだったが、協力ショップから青年の予算と体に合ったロードバイクを調達してNRSで組み直したりして渡した。

身体に合わなかったキャットアイのロードバイクは、NRSが整備して手数料をもらって出品して新たなる人のもとへ。

そんなこんなしていると、ある日青年が”日本一周しようと思ってるんです。バイクはあります。そのバイクを整備してほしいんです。”と。

バイクは、ジャイアントのグレートジャーニー2。2005年か2004年のモデル。
MTBのフレームに8速のSORA。クランクはトリプル。フロントサスペンション付でこのサスのクラウンがスペシャルでキャリアが取り付けられるようになっている。

ブレーキはTEKTRO。泥除けは、最初アルミかと思ったが、よく見るとポリカーボネートをシルバーにペイントしたものだった。

日本一周に耐えれるように、リビルドすることになった。

フレームだけの状態にして、カートリッジBBを新品にしたり、ハブやペダルも念入りにグリスアップして日本一周に耐えれるようにした。

ワイヤーラインは全てデュラエース。ブレーキシューは、XTRに変えた。

このあたりの事は→ http://www.n-rs.com/greatjourney.html 

日本一周の模様に関しては、青年のブログをご覧くだされ。
http://blog.goo.ne.jp/great-journey2/d/20060508
↑6年前にスタートして半年以上かけて北海道から沖縄の離島まで完全制覇。総走行距離15000㎞。

途中、メカニックがやっているお店に行って洗車メンテしてもらうように手配。

仙台のベルエキップの遠藤さんと石川県のカツリーズの成田さんにメンテしてもらった。

最初のNRSのリビルドと、途中の遠藤さんと成田さんのおかげで日本一周中のトラブルはリアホイールのスポークが一本折れただけ。
このホイールは、完成車の状態からついていたものだった。

日本一周が無事終わった時に青年に対して自分はこう伝えた。

”終わりは次の始まりだよ。次は世界だね!”っと。

”次は世界”と言うのは、半分以上冗談で言ったのだが、、、

日本一周を終えて、青年はコンビニでアルバイトのフリーター生活をやめて、スーパーに就職した。

日本一周が終わった直後に”すぐバイク洗車メンテするから持ってきて”とさんざん言っていたのだが仕事が忙しくて、結局バイクはそのままに、、、

で、今年の7月青年から突然メールが、、、

”日本一周でお世話になった○○です☆お久しぶりです☆
実はこの度仕事を辞めまして、8月から世界を舞台にまた旅に出ようと計画しております☆

で、久しぶりにグレートジャーニーを引っ張り出してきたんですが、ボロボロで…orz

一度オーバーホールなどをお願いしたいのですが、時間の都合などは取れますでしょうか?”

メールは7/14。出発は8/10。(。´・д・)エッーマジっすか?って感じでとりあえずバイクを持ってきてもらう。

日本一周を終えてそのまましまいこまれていたバイクはまさにズタボロ状態。

51677 Photo Photo_2

BBとか完全に逝っちゃってるし、交換しようにもすでにSORAはとっくにモデルチェンジしてて
シマノにもBBのストックは無い。

Sorasti

他もSTIもグラグラだし、なんせ今度は世界一周。日本みたいにメカニックのいるお店に立ち寄ることは難しい。
時間もない。スターアライアンス航空の世界一周チケットの出発日は8/10なのだ。
もう、あれこれ考えるより全て組み直し、まさにリビルドを敢行することに。

マップケースのあるデカいフロントバックを使いたいという事で、旧タイプのSTIだとシフトワイヤーが干渉して使えないので、コンポーネントは、5700 105のトリプルに。

8速SORAのインナーローは28T×28T。105のトリプルはインナーが30T。これはまずい。
そこで、シマノに電話して事情を説明すると10速のティアグラの12-30が使えるとのこと(ご丁寧にありがとうございます)。

これだと、ローのギヤ比は変わらない。なんせ20㎏以上の荷物を積んで坂を登るからね。

8速のSORAはクランクがスクエアテーパーだが、5700 105だと軽量で高剛性なスルーアクスルのホローテックⅡが使える。

問題はブレーキ。標準についているTEKTROは錆錆でリターンスプリングもへたってる。

Tktrobbrr550abrcx70b
5700 105完全互換のシマノのシクロクロス用コンポーネントCXの発売は8/11。

世界一周出発は8/10。間に合わない。仕方なくB互換だが動作に問題の無いBR-R550に。

ホイールも当然組み直し。リムはアレックスのACE18。26インチ、キャリパーブレーキの使えるリムと言えば、他には見当たらなかった。

スポークは、DTコンペティション14-15のダブルバテット。36Hの4クロスイタリアンタンジェント。

143 365

Ace18 Hdt

ホイール重量は

839 1061

Nrsribmo タイヤは、NRSが唯一使用するなら推奨するパナレーサーRiBMo。リムテープは、スネークバイトに対して有効な、ダブルフラップにしている。

ホイールを組み上げたあたりから、ボチボチとパーツが入荷し始める。

5 クランクの5ピンはすべてロックタイト処理。

BBフェースを整える作業。

Bbbb

以前、日本一周時のリビルドで、BBねじ山はタップをかけていた。
しかし、カートリッジBBだったのでフェースカットはしていなかった。
今回は、BBカップが付くのでフェースカットは必須。
カンパの大道具からBBフェースカッターを取り出し、フェースカットをする。
美しく仕上がったBB。

Bb

もう生産をやめてしまったがカンパの切削工具は切れ味が違う。

フレーム・ハンドル・ステム・ヘッドパーツ・サドル・シートピラー・泥除け・Rキャリア・サスペンション、これ以外は、全て交換したり組み直したりした。

16 世界一周に向けてリビルドの完了したジャイアントグレートジャーニー。

Sti5700

青年のリクエストで、マップケースの付いたデカいフロントバックを装備したいという事で5700 105のSTIに。このため、全てのコンポーネントを換装することになったのだ。まぁ、SORAが日本一周を終えてヘタってたって言うのもあるけど。

8sora5700_1051230 コンポーネントを8速SORAから5700 105に換えたので重量は17㎏から16㎏台に。それでもヘビー級だけど。BBとチェーンは7900デュラ。

R_3 Photo_4

ツイッターで情報を集めたところこのフロントキャリアのRの部分から折れるらしいので、ジャイアントに連絡してラスト一個の新品のキャリアに交換。

Photo_3 リアキャリアは折れると言う情報はなかったのでそのままで。

2 これにフロントバックが追加される。

Nrs 日の丸を意識したNRSのステッカーと行方不明になっても消息がつかめるだろうと、NRSのサイトのUrlステッカーを貼って仕上がり。

http://blog.goo.ne.jp/great-journey2/e/f056ba52995b0972d0f100c90fe2c8df?fm=rss

↑世界一周中の青年のブログ。カルガリーに入った模様。

青年のブログは、なんせ海外なもんで日本一周の時はほぼ毎日更新してたんだけど、今回はさすがに電波の入らないところが多いようで、、、まとめて更新て感じでやっています。

日本一周の時もそうだったんだけど、ガッツリ走るって言うより観光をしながら穏やかに走ってる感じです。

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