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2011年4月 1日 (金)

J玄様、エクタープロトン

大阪にお住いのJ玄様。キャノンデールCAAD9にお乗りだった。そう過去形。コレね。沖縄の人に嫁ぎました。

まず、CAAD9は特に欲しかったわけではないが、大阪のショップで薦められたので購入したとのこと。
グランフォンド吉野に参加するにあたって、ネットで知ったNRSに来られてバイクを見てほしいと言われたのは、2010年の6月初旬。

グランフォンド吉野は、第一回大会にお客さんが出ると言うので、サポートで出張っている。
かなりタフな大会なのをフィニッシュ後のお客さんの状態を見て把握していた。

まず、CAAD9はノーマルクランクが付いていたのでとてもじゃないが、その状態ではグランフォンド吉野の完走は難しいので、コンパクトクランクを薦めた。
お嫁さんの許可をもらわないとダメだとのことだった。
とりあえず最初の洗車とワイヤーラインとチェーン交換で来られたので、その作業を進めているとメールをいただき、財務省から許可が出たとの事なのでコンパクトクランク化をした。
クランクは、コンポが5600 105だったので出て間もない5750 105を付けた。

グランフォンド吉野は、路面も激しいのでクリンチャーだとパンクの連続となる。
J玄さんは、レーシングゼロのチューブラーをお持ちだったので、それにツールドフランスでも実績のあるベロフレックスカーボン(NRS価格¥11000)を取り付けた。

グランフォンド吉野の結果、、、

”以前,ワイヤー・ブレーキ交換・コンパクトクランク交換チューブラータイヤの貼り付けをして頂いた者です。

グランフォンドin吉野『ロングイーストコース180km?(たぶん170km弱)』無事,完走しました(ギリギリ)。
一度,奈良サイクリング協会主催の試走会に参加して大体のコース
(足の郷・五番関のみですが)はわかっていましたが,本番は距離が長く(試走会の倍以上)私にとってはとても過酷な一日になりました。
橋本さまの言われた通りチューブラータイヤで挑んで正解でした。
パンクしそうな荒れた路面&急な下りがあり,ほとんどの人がパンクしていたように見えました。

実際,私も下りで段差があるところを乗り越えたり,小石を踏んだりしましたが問題なしでした。
 あとコンパクトクランク,最高です!!これがなければ絶対完走出来ませんでした。

ご忠告ありがとうございました。

 本当に過酷なイベントでしたが来年はスーパーロングコース200kmに参加できればと思います(あと,問題は体力ですね・・・)。” ”

何とか、無事走り切れて何より。

そして、10月の下旬にJ玄さんからメールを頂いた。

”橋本さま

以前,お世話になりましたJ玄です。
エクタープロトンのフレームをお願いしたいのですが
どうしたらいいですか?”

っと、オーダーフレームのお問い合わせをいただいた。オーダーの事を伺うと”キャノンデールには特にこれといった不満があるわけではないのですがきっかけが購入した店にキャノンデールを進められました。
いつかはクロモリのフレームに乗り換えたいと考えていたところにNRSのホームページを見てさらに気持ちがクロモリに乗りたいと考えるようになりました。
そのような感じです。”と。

最初は、CAAD9からパーツを換装するはずだったんだけどFDが34.9のバンドなので使えない。
もう105は5600から5700にモデルチェンジしているので正規ルートでは入手できない。
売却するCAAD9もホイルがWH-R561だし、グランフォンドin吉野に出場するにあたって
チェーンやワイヤーラインを交換したばかりでそんなに走っていない。
もったいないのと、ばらしてオークションに出すより、完成車のほうが売れやすいと思い
(NRSのオークション出品手数料も少なくて済むし)承諾を頂いた。

ビルダーには、”

・カイセイ8630R
・フレームサイズ 560
・トップ550
・FD直付け(コンパクトクランク)
・チェーンフック
・ストレートフォーク
・ラグレス
・ヘッドパーツはシルバー

・今乗っているフレーム(キャノンデールCAAD9)が硬く感じる
・今乗っているフレームは立ち漕ぎがしにくい
・ロングライド(グランフォンド吉野等)で使う
・コーナーリングを犠牲にしない程度で直進安定性が欲しい
・色は関ペレタンPG80カラーガイド7ページ 607サニーグリーンにパールを入れてください。
・シール類は全て白
・トップチューブヘッドパイプ付近右側に『HG丸ゴシックM-PRO』でD.JOUGEN と入れる。エクセル添付ファイルあり。
・バーテープは白

ホイールはCAAD9で使っていたRACINGZEROをそのまま使われる。

オーダーを入れたのは、2010年の11月下旬。

で、フレームが仕上がってきたのが3月初旬。

フレームの状態でペイントロックを施して(現在はより強力なクリスタルロック施工してます¥5250)サクサクと組み立てた。

Photo

サドルは、CAAD9で使っていたもの。主張の激しいRACINGZEROの赤がクラシカルなフレームと色合いに意外とマッチ。車重は8.5㎏。

Op2000 美しいラグレスのフィレット溶接。トップチューブにオーナーの名前入り。

1725racing 5700105

クランクは172.5mm。

ハンドルバーエンドは、NRSチューンでバーエンドをカットしている。

Nrs カットした部分は、デッドスペースで膝をぶつける事しかないからね。

8630r パイプは、ニッケルモリブデンのカイセイ8630R。厳密にいうと、クロモリとは違う部類に入るとのこと。溶接の仕方とかが全く違うそう。

納車後、J玄さんからインプレッションをいただいた。

”橋本さま

新しいロードバイク組んで頂きありがとうございました。
また、CAAD9の売却もありがとうございました。
前からスチールのロードバイクが欲しいと思っていたんですが
やっと購入することが出来てよかったです。

エクタープロトンのオーダーの時、正直こだわりというものがありませんでした。
橋本さんには色々訳が解らないことをいいながら決めたのでご迷惑を掛けたと思います。
色もなかなか決めることができなくて結局,好きな『緑色』にしましたが適当に決めてしまったような感じでした。

オーダー後約4ヶ月、組まれたロードバイクを見て初めに思ったのが『いい色!!』(適当に決めたんですが・・・。)
ホイールはフルクラムレーシング0の赤色ですがいい感じに緑色にマッチしている。(合わないと思っていました・・・。)
オーダーして本当によかったです。

試走のため、日曜日に30kmほど走ってきました。
距離が短いので、正確とは言えませんが走りやすいと感じました。
これは橋本さんに合わせてもらったフィッティングのおかげです。
前乗っていたロードバイクはサドルとハンドルの高低差がありましたがエクタープロトンにはあまりないので下ハンも握りやすくなりました。
ダンシングしてみると前のロードバイクよりよく進み軽く感じました。
最高速度も前のロードより速くなりました。(2km/hぐらい???)
乗り心地もよく、段差は衝撃が抑えられ安定感がありグランフォンド吉野では頼もしい存在になりそうです。

ただ一つだけ言わせて頂くと走行中サドルが下がってしまい、途中で上げないといけなかったことです。
その辺はまた相談したいと思います。

最後に文章が下手ですいません・・・。
今後、エクタープロトン長く乗っていこうと思います。
橋本さん、経験談やアドバイスをまた教えて下さい。
SUPER ZIPPも欲しいな~。(予算があれば・・・かなぁ。)”

と、ご満足いただけたよう。

ここで、ご報告。今回の作業で大きなミスをしました。リアブレーキのアウター部にブレーキワイヤーのアウターがきちんとはまっていなかったとのこと。作業では、ワイヤーの初期伸びをとるために思いっきりギュッとブレーキレバーを握りこむのですが(もしワイヤーの締め付けがゆるければその時にわかる)それをやったにも関わらず、リアブレーキアウターがはまっていなかったと。命にかかわっただけに非常に真摯に受け止めております。すみませんでした。

後、シートピラーのずり下がりが発生しました。

これは、スチールフレームにアルミシートピラーを使う場合、錆の発生を抑えるため(スチールの錆がアルミに食い込むと外れなくなる)ピラーにグリスを塗る。シートクランプの締め付けトルクが不足していて、ずり下がりが発生した模様。この原因は、丁度締め付けに使う工具を変えたばかりだったことが起因している思われる。工具が変わると、同じように締めているつもりでもトルク不足だったりオーバートルクだったり。命に関わるミスではないが、ミスには違いない。今後の作業に反映いたします。

今回のオーダー。ホイルとサドル・ペダル持ち込みでコンポーネントが5700 105で〆て¥245626也。

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