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2010年10月

2010年10月29日 (金)

またいつものパターン、、、

今日、ヒョッコリとKさんが来店された。山に走りに行った帰りだそう。Kさんは、7月に”960”のオーダーを頂いたが、例のトラブルでhttp://8111.teacup.com/tukusi/bbs 発売中止にしたので代わりにSUPERZIPPのオーダーを頂いていた。で、この間納品したんだけど今日立ち寄られて開口一番”SUPERZIPP良いですね~”と。ベストタイムが出たそうだ。Kさん、マビックのアルティメットもお持ちだが、それよりもさらに一枚重たいギアが使えると。

友人に鋭く”それ、SUPERZIPPでしょ”と言われ仕方なく”そうNRSだよ”と話したそうだ。

これ、いつものパターン。NRSのことをやたらと秘密にしたがる方が多い。作業であったり、ホイールのことであったり。特に仲間内には内緒にしたいと言う心理が働くようだ。

口コミが頼りなので、喋ってくれ

まぁ、それだけ良い仕事ができていると言うことなんだろうけど、もうちょっと何とかならんかね。これからは、ホイル購入者には掲示板にインプレッションを書き込むことをオーダーを受ける条件にしようかな。クレームも含めてね。

2010年10月25日 (月)

呪いの解けるポンプ、入荷しました

Photo_2 
自転車のタイヤへの空気入れ。
それは自転車乗りにとって、一生ついて離れない呪いである。

自転車の空気入れ。
ヤフオクとかなら¥3000円足らずで購入できる。
しかし、この程度のポンプは呪いに輪をかけることになる。

このポンプ、自分が改造したモノで、価格はホームセンターでママチャリ(それも高いほう)が買える値である。
改造したといっても、ポンプヘッドを交換しただけだけど。

元のポンプはドイツ製 (元はフランス製で現在生産は中国 ”名無しさん”ご指摘ありがとうございます)
で、それだけでも十分な性能があるのだが、そのポンプヘッドを日本製のポンプヘッドに換装した。

画像のポンプがそれ。
性能は、西日本で一番の売上を誇るプロショップが驚くぐらい。

ロードレーサーの空気圧は、8気圧を平均として上限は13気圧程度まで。
このポンプの上限は16気圧。
6気圧を超えた辺りからキュンキュン入る。
並みのポンプで呪いの始まる領域である。

2002~2005シーズン、全日本実業団でフル稼働したが、ノーメンテナンスで未だ初期性能を維持している耐久性。
レース以外でも業務に使っている。

物造りの国である、日本とドイツ(フランス)を組み合わせたこいつの性能は、
世界No1と断言できる。

理由は、今日このポンプを購入したマニアが公称世界一のポンプを所有していたから。ちなみにイタリア製。
カタログ雑誌では、崇拝されているブランドである。値も高い。
それでも、呪いはとけなかったのである。

呪いの解けるポンプ。

この性能を実現した大きな要因は、ポンプヘッドにある。
“ヒラメ”という、とぼけたブランドであるが、知る人ぞしるブランドなのである。
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って、上記は2006年にミクシにアップした日記のコピペなんだけどそのポンプ、代理店に注文して一年かかってやっと入荷しました。
もう二本、予約で売れているので残り3本。
Photo_3 ヒラメのポンプヘッドに換装。
816 赤い針は8気圧を示している。マックスは16気圧。
フランセーズ・デジューに供給しているらしい。
4200 ヒラメのポンプヘッド。これだけで¥9400円。在庫してます。
Nrs2002 NRSで使っているポンプ。8年前に調達した。
Photo_5 結構ボロボロだけどまだまだ絶好調。
NRSのステッカーを貼っているのは、無くさないため。
レースは移動移動の連続。ステージレースとかだと毎日移動して作業しなければならない。そのたび出したりしまったりを繰り返す。そのうち、ぽっと忘れたりすることがある。そんな時、ステッカーが貼ってあると一発で分かるからね。それと盗難防止にもなるし。
NRSがお勧めする呪いの解けるポンプ。¥18400です。メカニックが10年使ってもノーメンテでバリバリ使えるので、一般の方だと間違えなく一生ものです。
北海道のIさんお待たせしました。本日送りましたので。

2010年10月24日 (日)

NRSのステッカーのサンプル

ツイートがきっかけで作ることになったNRSのステッカー。http://nrs.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/nrs.htmlで取り上げたやつ。昨日サンプルが送られてきた。

Nrs_4 

まず、ホームページのNRSのロゴを組み合わせたヤツをそのまんまステッカーにおこしたものがこれ ストロボで色が変わってるけど実物はもう少し濃い目のブルー。良いデザインだとわれながら思う。このデザインはエキップアサダやTEAM NIPPOのデザイナーのカツリさんからも褒められました。”HASHIMOTO”はいらないかなとも思うのですが如何でしょうか?

次は、ダメだと思った15×30のステッカー1530nrs_2

このサイズは こんな感じでNrs_5 組んだホイルに貼るサイズ。書体を太くしたためもっさりしているように思う。Rの中の赤の面積も小さい。

SUPERZIPP用は こんな感じ。Superzippnrs_2 ちょっと大きいですか?以前までは15×30サイズをハブに貼ってたんだけど。書体的には良いと思う。Rの中の赤い部分もいいサイズだ。心配していたリム表面のディンプル加工を覆わないかと思ってた点は、大丈夫だった。ディンプルはそのままステッカーを貼った後も再現された。

皆さん、どんな感じでしょうか?他には”www.n-rs.com” や”NeutralRacingService”もあります。

2010年10月22日 (金)

Y様TIME RXR SRAM RED ホイールは謎の中華カーボン(笑)

Time_rxr_sram_red_2 今年の夏は暑かったですね。そんな暑さ真っ盛りの8月2日にメールでお問い合わせ頂いたYさん。フレーム・パーツ持込で一台組んでもらえないかと。NRSは他店購入品持ち込みOK! 品揃えじゃサ○ワさんに適わないし、値段じゃウ○ムラさんに適わないもんね。

Yさん、8月7日に一式持ち込まれた。検品すると、、、ハンガー下ワイヤーリードが無い。ハンガー下ワイヤーリードはこのフレームの専用品。家に帰って確かめてみるとの事で一旦帰られた。翌日だかに連絡を貰うとやはり無いと。フレームはウイッグルで購入されたよう。値段は恐ろしいから聞かなかった。

ホイールは、謎のノーブランドカーボンディープリム。ずっしりと重い。スポークもラウンド(丸スポーク)。うわさの中華カーボンホイールと思われる。前後で¥5万ぐらいらしい。でも重たくて空気抵抗の多いスポーク使ってたら意味ないと思うんだけど。

ハンガー下ワイヤーリードが無いと組めないので、一旦全てお持ち帰りいただくことにした。高額商品だし、NRSはお店が7坪と狭いからね。この判断は正しかった。結局ハンガー下ワイヤーリードが届いたのは先週。一回は違うものが送られてきたそうだ。まぁ海外通販のリスクですな。二ヶ月以上かかった。

Yさんが一式持って再来店された時に、チューブラータイヤの貼り方を実践した。一本はNRSが貼って、もう一本をYさんが貼られた。チューブラータイヤ貼りにはTTP-1(¥3900)を使います。TTP-1のおかげでチューブラータイヤは劇的に敷居が低くなった。TTP-1を使ったタイヤ貼りは一本¥2000です。

Sram Sram_red

SRAMは今までシフターとメカだけで後はシマノって言うのが多かったんだけど、今回はSRAM REDのフルセット。BBの”何このスペーサー?”とか左クランクの取り付けの指定トルクが”これじゃ外れるやろ”って感じだったのでジャイアントに問い合わせをした。BBのスペーサーは、MTB用でロードにはいらんと。左クランクの締め付けは”グリスをたっぷりと塗ってしっかり締めて下さい”だった。指定トルクの12~16ニュートンのことを言うと”無視してください”との事だった。何のための指定トルクなんだか。まぁこれはホローテックⅡの左クランクの締め付けにも言えるんだけどね。

完成重量は測ってないけど、ずっしりと重たい中華カーボンホイールのせいで以前組んだTIME RXRより重たい。

Photo_3 謎の中華カーボンホイール(笑)

作業工賃は、¥35000也。ISPのカットは別途¥5000です。

Photo_4 こんなチェーンフォールプロテクターが。このアイデア自体は、Kinoさんが一年以上前に考案されてた。¥3000ぐらいするらしい。

2010年10月21日 (木)

H様レコハブ・クロノF20・CX-RAYブラックでホイルビルド

先日組み上げたH様ご注文の手組みホイール。もちろんチューブラーだ。リム・ハブ・スポークと全てブラックで統一されたルックスは精悍。

F20cxray

使用ハブは、カンパレコード。ハブ重量は、

115 230

アルミアクスルやチタンフリーボディーで非常に軽量。玉あたりは、金庫破りのように回してもスムーズ。手組みホイールオーダーの場合、レコードハブセットは¥30000にさせていただきます。

664 ホイル重量はフロントが664g。

782 リアが782g。前後で1446gと1.5kgアンダーに仕上がった。

使用スポークがSAPIM CX-RAY。一本¥525円。今回のホイールは32Hなので前後64本で¥33600なり。使用タイヤはPhoto ベロフレックスルーベと渋いチョイス。タイヤ重量は280 280gオーバー。ベロフレックスルーベは、文字通りルーベ(パヴェ、ヨーロッパの石畳)を走るためのタイヤ。荒れた路面でもパンクしにくく、乗り心地がいい。タイヤが24Cと太いためエアボリュームは6~7気圧とかなり低い。ホイルをご注文いただくと一本¥9750にてご提供。

レコードハブ・アンブロッシオクロノF20・SAPIMCX-RAYブラックで¥90400也。スポークテンションは、フロントが80kgリアが100kgだが3クロスイタリアンタンジェントなのでマイルドな乗り心地。今お乗りのバイクが疲れると言う方。カチカチの完組みホイールを使ってませんか?NRSの手組みホイールなら、軽量で疲れないホイールをご提供できます。

今回のH様のホイールはレコードハブCX-RAYブラックと奢ったので高くなっていますがスポークをDTチャンピオンにすればスポーク代が¥3060で済みます。CX-RAYでもシルバーならワンセットで¥26460です。レコードハブのほかにデッドストックのケンタウロハブも僅かですがあります。

2010年10月18日 (月)

SUPERZIPP組みまくり

土日にかけてSUPERZIPPを3ペア組んだ。

Superzipp_3

土曜にワンペア、日曜に2ペア。1日に2ペア組んだのは初めて。身体に堪えた。今日もワンペア組むつもりだったが、集中力が保てそうにないのでやめた。SUPERZIPPのホイルビルドは、精神力を削る。

使用しているハブは、フロントがアメリカンクラシックMicro58。Micro5825h57g 実測は、24Hで57g。

リアはRoad205224g 221g。ROAD205と言うからには本来205gなのだが、フリーボディーのスプロケットがはまる部分に改良を加えた結果、重量増となった。

使用スポークは最高で最強のスポークSapimCX-RAYのブラック。

リム重量は、フロントの24Hが28524h330g ジャスト330g。

リアの28Hが28528h229 329g。通常、カーボンリムの場合は、ホール数の多いほうが軽くなる。SUPERZIPPに使用しているZIPP285リムのカタログ重量は344g。自分は、ホイルを組む時は極力リム重量を測るようにしている。特にカーボンリムに関してはすべて測っている。これは、ホイルの品質管理で非常に重要なことだ。EDGE1.25を使ったヒルクライム用超軽量ホイール”960”(前後重量が960g台なので)はカタログスペック195gだったが、実測すると205gから225gと結構ばらつきがあった。”960”はヒルクラムレースの前日試走を終えて下っている時に、ブレーキの熱でリムが熱変形してしまった。”960”は販売停止にした。

話がそれたので元に戻す。

ZIPPリムがリムホール数に関係なく重量差が1g~2gなのは、ホール数によってカーボンの積層を変えていると推測される。マビックなど、ホイル重量100g~200gぐらい平気でさばを読む。    

Superzipp497g_2 SUPERZIPPのフロントは497g。

リアはSuperzipp684g_2 684g。前後合わせて1181gだ。

Superzipp_4 SUPERZIPPは2010年10月現在¥195650。価格仕様は予告無く変更することがあります。

これだけ組んでもまだまだ、バックオーダーは続く。SUPERZIPPの納期は約3カ月です。

詳細はNRSのサイトで。SUPERZIPPをお待ちの皆さん。今しばらくお待ちくださいませ。

2010年10月14日 (木)

NRSのステッカーデザイン

今、NRSのステッカーのサンプルを作ってもらってます。

2006年ぐらいまでは、自分でカッティングシートをカットする機械を買ってカットしてたんだけど忙しくなってきちゃって、ストックが無くなってから貼っていなかった。

今年に入って、クロモリオーダーのフレームのフロントフォークに塗装屋さんにカットして入れてもらってるぐらい。貼って欲しいと言うお客さんがいたり、NRSのステッカーが貼られているバイクを見てネットで調べて来店された方もいる。

そこで、どっかに発注しようかと考えていたところにステッカー製作をしているデザイナーがツイッターのフォロワーになったので、相談してみた。すると”デザインサンプル作ります”と返ってきた。

で、送られてきたデザインが「nrs.pdf」をダウンロード「nrsexample.pdf」をダウンロード これ。

イタリックのNo3でアルミリムに貼る15ミリとオリジナルロードWindRunnerのフレームに貼る30ミリと40ミリ。チェーンステーに貼るイタリックのNo4。

それと、二つ目のPDFのNRSの看板のステッカー。後、ためしに二つ目のPDFのSUPERZIPPに貼ってあるNeutralRacingService。デザインは、イタリックのNo2。でも、リム表面が空気抵抗軽減のためにディンプル加工してるから貼ると空力が悪くなる。あくまで試し。実際は、NRSだけ貼ろうと思う。

以前まで、手組みホイールには全てハブにNRSのステッカー貼ってたんだけど、ショップ系のチームに所属している選手からは、ステッカー無しでと言われたりしてるけど、貼って欲しいと言うお客さんのほうが多い。後 www-n-rs.com のUrlも頼んでみた。以前は、トップチューブやアルミとかの太いシートステーに貼ってた。

是非、皆さんからのご意見お待ちしております。

2010年10月12日 (火)

大阪のY様エクタープロトン

昨年、梅雨が明けたころだったろうか。お電話してこられた大阪のYさん。NRSの読みにくいホームページを見て、興味をもたれたとの事。まだ、店舗のない時。

来訪されて、フィッティングをすることになった。FELT F5Cの580サイズにお乗りだった。フィッティングするとツーサイズ大きいことが分かった。まぁいつものパターンですな。シ○ベストで買われたそう。Yさん、身長が182センチ。股下を計らずに身長だけで判断してFELTを売られちゃったんですね。

Yさんは、中々面白い自転車の楽しみ方をされている。走るコースは木津川のフラットなコースをひたすら走る。ただ、ホイールを数種類お持ちで、カメラのレンズのように交換して走るのがお好き。

チューブラーホイールが欲しいとのことだったので、クロノF20・アルテグラハブ・DTチャンピオン1.8でホイルビルド。平地しか走らないとの事だったのでスポークテンションはそんなに上げなかった。ホイルの感想は”ええわー”と。Yさん、メールが苦手なのでNRSでは珍しく、基本電話でやり取り。そのため、いろんなやり取りのログが残ってないのでハシモトの容量の少ない脳のバッファの記憶のため、多少ずれたり違ったりしているかもしれないのはご容赦を。

Yさん、外回りの仕事のため時間のあるときに近くに来ると寄ってくださる。FELTは、フィッティングの結果、ステムを短いものにしてサドルを下げてポジションを出して、走ると体感は出来ないがいつものコースのタイムがほんの少し早くなっていたと。Yさん、もう直ぐ定年との事で退職金でエクタープロトンを作りたいとこの時点でおっしゃられていた。

で、今年に入り突然Yさんフレームをオーダーしますと。それが今年の3月20日。改めてフィッティング。適正フレームサイズは555。ステム100でトップチューブは550と出た。

Photo パーツはFELTから換装。クランクとRDがアルテグラで後は5600 105。ホイールは、去年組んだ手組みチューブラー。

105 Photo_2

パイプはカイセイ8630R。カラーは、ファーストブルーのメタリック。将来的に、コンパクトクランクに交換できるようにFDはバンド式。エクタープロトンのマークには星があしらわれている。http://nrs.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/y-e249.htmlの最後の方にtypeしていた”冬場はビルダーのある事情によって遅れることがあります”の理由のヒントです。分かる方はコメントください。

Fd

輪行や、後輪を外して車に積むときに便利なチェーンフック

Photo_3

いらなくなったFELT F5Cのフレームは、いつものパターンでNRSが手数料を貰ってオークションで売却する予定だったが、ヘッドパーツが調整不良で使っていたためベアリングが逝かれていて、取り外すことも出来ない状態だったのでそのままお持ち帰りいただくことに。

Yさん、梅雨前にSUPERZIPPのオーダーも頂いた。まだ、部材がそろわないので組めていない。Yさん、SUPERZIPPもう少しお待ちください_(_^_)_

2010年10月11日 (月)

Y様エクタープロトン

Photo_8

Yさんが来店されたのは、2月だか3月辺りだったろうか。通勤でNRSの前を通っていて気になっていたとかで、来店。真っ赤なオルベアのオニキスにお乗りだった。

お話しているうちにフィッティングすることになった。フィッティングの結果、フレームサイズはいけたのがオニキスのトップチューブからステム長を割り出すと128とか出た。一般に販売されているステムのマックスは120。

オルベアは、綺麗に乗られていたのだが、トップチューブ長が合わないんじゃどうしようもない。Yさん”じゃ、そのうちにお金をためてフレームをオーダーします”と言って帰られた。

その後、手組みホイールが欲しいとホイルビルドのご注文を頂いた。リムは、マビックオープンプロ32Hをアルテグラハブ、DTチャンピオン1.8で組んだ。掲示板にこんな感想を頂いた。

”>手組みありがとうございました。
>早速100kmほど乗ってきました。

>柔らかさやしなやか?体にやさしい?てなことインプレによくありますが、自分には全然>分かりません。元々R500が柔らかかったからなのでしょう。
>しかし軽さは全く違うので出足、スピードの乗りが早く快適に廻せました。”

とりあえずは、ご満足いただけたよう。しかし、しばらくしてまた掲示板に書き込みが。

”先日友人と東六甲へヒルクライムに行ったときR500に履き替えていった時
なんと・・・・・・・・・・
まったく回りません、進みません、ひっつくようでした。

改めて橋本さんに組んでいただいたホイールのすごさビックリしました。
(少しよいしょもありますが、(笑))

橋本さんの嫌いなクリンチャーではありますが
ほんと、いい!!すごくいい!
軽く、前に進む感じは・・・デチューンして初めて分かりました。

これが今のインプレです。

橋本さん、ありがとう^^

こんなもんでどうですか?(笑)”

っと、元々付いていたWH-R500に履き替えられて走ったら、大きな違いに気がついたと言った内容。

そして4月の25日、Yさんいつものようにヒョッコリ来店されて”フレームをオーダーしたい”と。

Yさんは身長168で体重75kgとかなり筋肉質でガッチリ体系。サッカーをやられていて、少年サッカーの指導もされている。フィッティングの結果、フレームサイズが515でステム100でトップチューブ540と出た。

コンポーネントは、代理店に頼まれて初回ロットをワンセット取っていた5700 105。雑誌のインプレはあてにならないので、人柱価格で交渉成立。初期ロットって、何かと不具合が出るからね。

フレームのパイプは、カイセイ8630R。フレームサイズ515、ステム100でトップチューブ540、カラーはフェラーリレッドでオーダーをした。

フレームは、予想外に早くできた。サドル・ハンドル・ステム・バーテープは持込。ホイールはオルベアで組んだクリンチャーを使用。

5700_105 初めての5700 105。

50341225 もちろんコンパクトクランク50×34、リア12-25。

7月12日に納車した。¥233000とホイル代¥45000で¥28万チョイで仕上がりました。サドル・ハンドル・バーテープ・タイヤ・チューブは持ち込み。

Photo フェラーリレッドに戦闘的なストレートフォーク仕様。ハンドルバーエンドはNRSチューンで15mmカットしている。

Yさん、この後チューブラーホイールを組んで欲しいと言ってこられた。しかし、たまたま安値でオークションにアップされていた手組みチューブラーに入札したら、早期終了されて購入となったそう。安く買われたが、NRSで組んで欲しかったと残念がられていた。

で、Yさんから掲示板に書き込みがあった。

”約600km走行後のインプレッションです。
ORBEA ONIXからの乗換えで、自分専用と言うこともありワクワクしていました。

第一印象として
癖の無い乗りやすいバイクですね。

フルカーボンバイクからの乗換えにもかかわらず違和感全くなし。
と、言う事はスチールが限りなくカーボンに近いということですかね?

前後のしなりが路面の凹凸をうまく吸収してくれて疲れにくく、
少し重いものの走れ出せばスルスルと前に出てスピードに乗りやすい。
下りのコーナーでも安定感があり安心して突入できます。

メカノイズもほとんど無く、ここまで仕上がるのかと超ビックリ。
橋本さんの技術に脱帽です。

無理してでもオーダーして良かった。

もっともっと乗り込んで自分の物にしていきたいです。
これからも末永いお付き合いよろしくお願いします。

★チューブラーはやっぱGOODです!!”

満足いただけたようで何よりです。

高精度のフレームに緻密・精密・正確な組み付け。さらにフィッティングにより、ジャストフィットのセッティングをNRSは提供いたします。そのセッティングは、ストライクゾーンです。スイートスポット(3ミリから5ミリ)を探す作業は、オーナーのために残しておきます。

鉄は時代遅れだと考えている方が多いと思います。しかしここにアップしているようにスチールフレームは、決して時代遅れではありません。

また、オーダーフレームを使ったバイクはメーカーが作るものと違い、世界で貴方一人のために作られたスペシャルバイクです。走行性能はもちろんのこと、副産物としてメーカーのように毎年のモデルチェンジに悩まされることもありません。

フレームの納期は通常約3ヶ月。ただ、冬場はビルダーのある事情によって遅れることがあります。その事情は、またそのうちに、、、

2010年10月 9日 (土)

北海道のY様、D-EDGE

今日はホイール組み。北海道にお住まいのYさん。2007年の6月にメールとか出来ないご友人Nさんの代理でSUPERZIPPをオーダーされた方。その方が、7月にメールで問い合わせてこられてEDGE1.45をデュラハブとCX-RAY(ブラック)でD-EDGEを組んでくれないかとオーダーされてきた。D-EDGEのDはデュラエースのD。D-ZIPPにかけて命名された。

Edge145 仕様リムは、EDGE1.45当然チューブラー。リムハイトは45mm。

リム重量は18Hのフロントが307

リア24Hの重量が300穴が多いほうが軽くなると言うことか。 カタログスペックは295g。しかし、SUPERZIPPに使用しているZIPP285リムはホール数に関係なく330g。まさかホール数によってカーボンの積層を変えているとは考えがたいが、非常に安定している。EDGEリムは、1.25で4本組んだがカタログスペックではリム重量195gだったが、205gから220gと結構幅があった。

Photo_3  Photo_2

ハブ重量は、アルミアクスルやチタンフリーボディーの採用などで十分軽く仕上がっている。このハブは、D-ZIPPでも使っている。ラージフランジさえ作ってくれればSUPERZIPPでも採用するのに。SUPERZIPPに使用しているアメリカンクラシックハブは昨年に入り地味に値上がりを繰り返して、今ではデュラより高くなっている。理由はアメリカではリアハブのROAD205は$230ほどするが、日本では\12000~¥15000ぐらいだった。アメリカと日本との価格差は、単純に生産国からの輸送コストの差。そう、アメリカンクラシックハブは全て台湾メイドなのだ。そのため、アメリカでは輸送コストの分高くなり、台湾に近い日本では安いと言う状態だった。しかし、アメリカのディーラーからクレームがついた。日本でアメクラハブが安すぎると言うのだ。大きなお世話なのだが、それを真に受けた日本の代理店が値上げを繰り返して、とうとうデュラよりも高額なハブになってしまった。それでも、SUPERZIPPにはアメリカンクラシックハブを使い続けるけどね。理由は、ROAD205が現存する唯一のラージフランジハブだから。

話が大きくそれたので元に戻す。

使用するニップルは、専用のインターナルニップル。18H×24Hで42個。1個0.33g。インターナルニップルとは、ニップルがリムから隠れているタイプのことを言う。Photo_5 通常のリムからニップルが出ているタイプと比べて、非常に作業性が悪い。しかもこのEDGEのインターナルニップルは、3/16と言うインチサイズ。カンパなんかのインターナルニップルは5ミリなのでパークツールとかからグリップのしっかりしたニップルドライバーが出ている。しかし、EDGEの3/16インチと言うのは、スケールは忘れたがラジコンカーのホイールナットを締めるのにメジャーなサイズらしく、EDGE1.25でホイルビルド(ホイール組みね)するのに4種類ぐらい工具を取り揃えたが、ボックス部分がでかすぎたり、ハイスピード鋼で作ってあっても所詮ラジコンのホイールナットを締めるだけなので、高トルクで締めることが考えられておらず、イミフなカーボンでグリップが出来ていたりと(滑ってスポークテンション上げれたものじゃない)結局、ラジコン用なのだがグリップにローレーットが刻んであるヤツを使っている。¥1000しないだけあって、すでにEDGE1.25を4本組んだ時点でへたり気味。

使用するスポークはSAPIM CX-RAYブラック。このスポークは90kg以上のスポークテンションにする場合は、スポークプレップが必須。Cxray 今回は、フロント18H×リア24Hでライダーの体重が80kgなので、スポークテンションは130kgまで上げる必要がある。一本¥530のスポークです。最も軽く強度があり、空気抵抗の少ないスポークです。詳しくはlNRSのサイトを参照風洞実験でマビックのキシリュウムのジクラルよりはるかに少ない空気抵抗です。ジクラルスポークが一本¥1000以上するのでCX-RAYはジクラルと比較すると安くて軽くて強くて空気抵抗が少ない最強のスポークといえます。

スポークプレップには二色あるPhoto_4 理由はなんでしょう?わかる人がいたらコメントください。ヒントは、大雑把でアメリカ人らしい合理的な考えからです。

Dedge で、組みあがったD-EDGE初号機(笑)フロントラジアル18H,リア24Hギヤサイド2クロスイタリアン、ノンギヤサイドはラジアル。

ホイル重量はフロントがPhoto_6

リアがPhoto_7 前後合計で1189g!もし、ハブをフロントをアメリカンクラシックMicro58、リアをROAD205で組んだら1000g台のホイールが組める。ZIPPだとスポークテンションがマックス100kgなのに対して、EDGEはマックス150kg(推奨130kg)。ただ、EDGEは1.25で組んだ”960”がヒルクライムレースの試走が終わった後のダウンヒルのブレーキ熱で、溶けちゃって大変な事になったからね~。

溶けちゃった後に、代品で送られてきた1.25リムにはこんな但し書きが付けられていた。

長い下り坂でのブレーキ操作について
カーボンリムは材質上、熱に弱い性質があります。
ブレーキをかけたまま下り続けると加熱でリムが変形する恐れがあります。
下りが続く場合にはブレーキを2~3秒以上かけ続けず、ポンピングブレーキ操作を行ってください。
それが無理な状況では停車して過熱を防いでください“

こんな無茶な、但し書きがリムに貼り付けられていた。EDGE Composite社を紹介したサイトには、もちろんこんなことは書かれていない。SUPERZIPPもD-ZIPPを入れると30ペア以上ホイルビルドして販売したがリムがブレーキ熱で溶けて変形したなどと言うことは、一度たりともない。

今回組んだEDGE1.45を使ったD-EDGEはブレーキ熱で溶けたリムハイト25mmの1.25とは違いリムハイトが45mmあるので放熱面積がある分、大丈夫なはず。なんせ、1.25が溶けた時は(それも前後)代理店から”EDGE Composite社は、まだ創業して若く、今回のような事例は始めてとのことです”と返ってきた。と言いつつ、国内ではNRSが二例目だそうだ。

自信タープリなEDGEを紹介したサイトを見ていると、とても信じられないのだが。後、実際組んでいてリム重量のばらつきは気になるが、インターナルニップルのせいで手間はかかるが、リムがZIPPより硬く精度が高いので非常に組みやすい。

仕上げにSAPIMスポークを使っていると言う証のCxray_2 SAPIMのステッカーを貼って出来上がり。

気になるお値段ですが、今回はワンオフで組んだので部材を(特にスポーク)が高くついたので、SUPERZIPPより一万チョイ高い¥21万です。それでも、人柱価格でお安くさせていただいております。送料は、沖縄・北海道・離島を除いて全国一律¥2500です。

ちなみに、NRS以外のお店でSAPIM CX-RAYを使って、スポークテンションを100kgとか130kgとか上げると、結構スポークに無理をかけることがあります。NRSでは、スポークプレップ以外に、NRS㊙を使って作業するので、他のショップでは実現不可能なレベルでホイルビルド(ホイール組み)いたします。よそのお店の作業は、ほとんど見たことがないのですが、旧来式のニップルレンチ(ニップル回し) を使ってホイルビルドしているとこが多く見受けられます。NRSのホイルビルドは、他とは違う作業ですので次元が違います。じゃないと、20万もするSUPERZIPPが3年間で30ペア売れたりしませんから。

D-EDGEが良い感じで組めたので、北海道のYさんからインプレッションをもらって、良ければSUPEREDGEをデザインしようかなと思いました。

2010年10月 3日 (日)

新潟のK様サーベロ、作業完了

http://nrs.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/kr3-team-3964.html でアップしている新潟のKさんのサーベロが仕上がった。

Photo シートチューブのリペアにより、シートピラー径が27.2に変わったのでサドルは取り付けていない。

Sram_red SRAM REDとサーベロR3TEAMとZIPP。全て、ツールドフランスを制している。

Sram_redfd7800kmc クランクは、EASTON EC90。チェーンは、KMC。スプロケットは、7800デュラ。

ブレーキとハンドルバーがOnebyEsuのカーボン。そこにSRAM RED(FDのみ7800)を換装して総重量は、6.4kgアンダーと出ました。

Photo_2 重量を測るときに合わせたサドルとシートピラー。

Time ペダルは、ペダルのないバイクの組み付け時に使っている、古いTime(TIMEじゃないよ)チタンマグネシュウムを取り付けて測りました。

このペダルは、クラブチーム時代に代理店から供給を受けた思い出深いものです。このペダルを使って、シマノレーシング・エプソンボスコ・アラヤレーシングなどの強豪チームに混じって近畿ロード(鈴鹿サーキット120km)個人15位(クラブチーム最高位)団体で2位になりました(本当は優勝だったんだけど大人な事情で、、、)

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